映画 コリアタウン殺人事件 感想 ダイスで決める人生

引用:Twitter

作品概要

コリアタウン殺人事件
原題:Murder Death Koreatown
日本公開:2020年6月Amazon配信
上映時間:79分

あらすじ

殺人事件の調査に迫る奇妙なファウンド・フッテージ。隣人の実生活での殺人事件に対する男の好奇心は陰謀への狂気と落ちていく。

こんな人にオススメ!

POV作品が好きな人!
モキュメンタリー映画が好きな人!
不穏な雰囲気の映画が見たい人!

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ネタバレあり感想

面白い!!モキュメンタリー映画として見るとすごいクオリティです!
キャストも監督も調べてもわからなく、配信サイトのAmazonでも「わからない」表記で徹底しています!
主人公が撮影するカメラの手ブレが素人感丸出しなのが良いですね。
逆にブレ過ぎて気持ち悪くなっちゃう人もいそうです。

作品内のニュース記事を検索すると実際に出てきたりして、これもしかして本当にあったんじゃないか?と不穏な雰囲気になります。

この映画は、令和のブレア・ウィッチプロジェクト感があります!
ブレアウィッチは公開当時見てなかったので推測になっちゃいますけど、この映画を見た時と同じ感覚を味わったのかなぁって思いました。

作品の内容は、主人公の隣人の男性が殺されて犯人の奥さんが逮捕されるのですが、血の跡が道路に付いていたり、逮捕された場所に違和感があったりとシンプルな事件ではない雰囲気を出しています。
そこに無職で暇をしていた、この作品の主人公は注目してカメラで事件を追おうとします。

宣教師、牧師、壁に文字、居なくなるホームレスの女性、事件について話したがらない周辺の住民。
などなどの情報から主人公が、事件に関連付けて強引に推理していくのですが、当然プロフェッショナルではないただの素人なのですぐに行き詰っていきます。
主人公は調査が上手くいかないストレスから言動がどんどんおかしくなる。

主人公がインタビューした人たちがどんどん死んでいき、そして倉庫付近で出会ったホームレスの老人と出会い、適当に返事をする老人の発言を本当だと思い込んで行動が過激になっていきます。

もうこの時点で、完全に病んでる人が思い込みで行動しているだけになっていくのですが、この映画はドキュメンタリーなんですよね。
つまり映像内の、下水道から声がしたり、宣教師と売店の女性がこちらを同時に振り返ったり、倉庫の中で大家の幽霊を見たりしていたのは現実です。
そして撮影後に取った覚えのないという映像たちの中に大家がいたりしました。

主人公の調査で浮かび上がったのは、町中に居る宣教師が異質である事。
町中の壁の文字はそれに対する警告。事件に触れた人たちが死んでいきコリアタウンでは何かが行われいて、大家も関わっている。

ホームレスの男性が見た、倉庫から延びる紫色の光は大家の部屋からも出ていた。最終的に調査していた主人公は、白目を剥きながら町中に佇むようになる。
つまりはコリアタウンの宗教絡みに触れた結果そうなっていったんですかね。
心霊的な話ってより、宗教絡みの狂気的な話なのかなーって思ったりしました、しかしそれだと倉庫で現れた大家が、完全に幽霊的に出て来ているのが気になりますね。

色んな要素が絡み合っているけど、全部ブラフで本当は倉庫の悪霊の仕業だったりする可能性もあるかもしれませんね。

謎だらけの作品でとても楽しめたPOV視点のモキュメンタリー作品でした!

監督・キャスト

監督
わからない
キャスト
わからない
完全匿名

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