映画 透明人間 感想 ダイスで決める人生

作品概要

透明人間
原題:The Invisible Man
日本公開:2020年7月10日
上映時間:124分

こんな人にオススメ!

見えない存在を感じるホラーが見たい人!
不穏な雰囲気の映画が見たい人!
女性が活躍する映画が見たい人!

ネタバレあり感想

面白い!!久しぶりに映画館で映画を見ました!見て良かったと思えるクオリティの映画でした!監督はインシディアスシリーズのリー・ワネルなので安定感のある独創的なホラー映画に仕上がっていました!

冒頭から恋人の男性から逃げるように屋敷を出るシーンも、透明人間ってタイトルと何が起こるかわからないことによって常にドキドキの流れになっていました。そしてこの映画は視聴した映画館の設定の問題なのか、元々そういう設定なのか音量が大きくて音でビックリする事が多かったです。

ビックリシーン!
一番驚いたシーンは、謎の音が聞こえて辺りを警戒しているけど何もいなくて、ホっとしていると場面が切り替わって目玉焼きとベーコンを炒めてるシーンに変わった部分ですw
フライパンでジューっと焼いてる音に身体がビクっとしてしまいましたw
そこから徐々にビックリしながら音には慣れていきました。

視聴中のストーリー予想が楽しかった!
序盤の展開的に研究所みたいな場所と光学の専門家って設定とエイドリアンの性格で、エイドリアンが生きていてセシリアを精神的に追い込もうとしているのかと思わせておいて実は、エイドリアンは本当に自殺していてセシリアの妹含め家族ぐるみでセシリアをハメる系のサスペンス的なノリもあるんじゃないかと思ってワクワクしながら見れました。

実際は前者のシンプルな内容でしたけどねw
それでも魅せ方が非常に上手くて最終的に作中のあれなんだったんだろう的な事は一切なく気持ちよく終わらせてくれました。

透明人間の正体
全体的に面白い作品だったのですが、1個だけ不思議だなって思ったのが透明人間の正体は光工学の装置を付けたスーツでした。それは良いんですけどセシリアを襲うシーンやジェームズを殴るシーン等で相手が吹き飛ぶなど、かなりパワフルなアクションをするんですよね。
後半まで透明人間は喋らないので最初は、透明になり力を得る代わりに人間じゃなくなったんじゃないかと思ったんですけど、特にそういう事もなく人力でそういうアクションをしていたようでした。パワーアーマー的な要素もある程大きいわけじゃないのでそこだけが謎でした!

サスペンススリラー展開が凄い!
セシリアだけが研究室で聞いた音を知っているので近くに何かいると感じる怖さ。大切な資料は無くなるし妹に暴言を書いたメールが送られてるし、飲んでないはずの薬も飲まされており何がどうなってるのかわからない展開になっていきます。
しかしセシリアが徐々にエイドリアンが生存している証拠を掴み始めるとエイドリアンはセシリアを一気に追い込みます。
レストランで妹のエミリーの首を切り、セシリアは逮捕されて精神病棟に入れられたしまう。当然そこには透明人間のエイドリアンも一緒にいる。

エイドリアンの兄のトムが面会に来るとペンを盗み行動を開始する。
自殺しようとしてエイドリアンに止めさせるとエイドリアンにペンを突き刺す。警備員が入ってくると隙を見てセシリアが逃げ出す。
そこから始まる何かいるように感じるけど何が起こってるかわからない警備員VS透明人間という構図で激しい戦いが起こります、この一連の流れがとても熱くて面白かったです!

エイドリアンの最後
セシリアを苦しめる為にジェームスの娘であるシドニーを襲いに行く透明人間。
セシリアからの電話でジェームスは急いで家に帰るが、家の中で見えない何かに襲われてボコボコにされる。そこに駆けつけたセシリアは透明人間を銃弾を浴びせるとマスクの下はエイドリアンではなくトムだった。
警察が自宅を調べると拘束されていたエイドリアンが発見される。
しかしセシリアはエイドリアンが全て仕組んだと言い張りジェームスと協力して自白を録音しようとする。

当然エイドリアンは何も認めずにいる、セシリアは部屋の中に隠していた透明人間になるスーツを着てエイドリアンの腕を掴みナイフで首を切る。
最初から殺すつもりだったとジェームスは理解する。監視カメラの映像にはエイドリアンしか映っておらず自殺として処理されるとわかっての犯行だった。

基本的に精神的に追いこまれ続けていたセシリアが最後にエイドリアンを透明人間になって殺す展開がとても気持ち良くてスッキリする終わり方でした!
しかしお腹の中には赤ちゃんが居るんだよね・・・どうなるんだろうか、少し気になりますね。

最初から最後まで怒涛の展開で常に楽しく見れる映画でした!
透明人間といえばインビジブルという映画が昔ありましたけど、それと並ぶくらいのクオリティがありました!映画館で見て良かったと思えるレベルなのでオススメの作品です!

監督・キャスト

監督
リー・ワネル
キャスト
セシリア・カス:エリザベス・モス
エイドリアン・グリフィン:オリヴァー・ジャクソン=コーエン
ジェームズ・レイニア:オルディス・ホッジ
シドニー・レイニア:ストーム・リード
エミリー・カス:ハリエット・ダイアー
トム・グリフィン:マイケル・ドーマン

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