映画 ロスト・ガールズ 感想 ダイスで決める人生

ロスト・ガールズ
原題: Lost Girls
日本公開:2020年3月13日Netflix配信
上映時間:95分

あらすじ

失踪した娘を捜すうち、数々の未解決殺人事件の存在を知った母親が、真実と正義を求めて闘い続ける。実話に基づくドラマ。

こんな人にオススメ!

実話原作の映画が好きな人!
リアリティある映画が見たい人!
失踪系の作品が好きな人!

ネタバレあり感想

面白い!面白いと言うか救われないなぁって感じですね。
実話を基にした作品と言う事である程度覚悟してたんですけどやはりこういう終わり方でしたかって感じです。
娘シャナンと連絡が取れなくなった母親メアリーがシャナンを探すんですが、そのうち多くの失踪者の存在が判明し警察の捜査も雑に行われた事がわかっていきます。

警視総督のドーマーは個人でも捜査を続ける。
しかし他の警官の仕事が雑で証拠の上着を無くしたりします。

シャナンが居なくなりヒステリックになってるのか母親メアリーもかなり尖った発言が多くなっています。そして他の娘二人との関係も悪化してしまう。
シャナンが居なくても私が居ると泣きながら言う娘に冷たく当たるメアリー。
シャナンの事しか見えてないんですね、でもそうじゃないと自分を保てないんでしょうね。とても辛くて悲しい姿を子供達には見せたくない。そういう意味合いもあるのかもしれませんね。
強い母親メアリーは売春婦と呼ぶなと警察に言ってのける場面はかっこよかったですね、実際そういう仕事していたとしても見える所で言われるのを我慢できる人がいるはずがない。
しかしシャナンは実は里子に出されていたりしてシャナンが売春婦をやっているのもメアリー含め家庭の事情からくる問題も大きいんだなぁとリアルな要素が多くて悲しくなってきました。実話ベースだからそういう面が大きくなるのはしょうがないんですけどね。

シャナンが状況的な証拠から発見された白骨死体の事件と関わっていないと捜査対象から外されてしまう。
それでもメアリーは独自に調べを進めハケットの裏の湿地帯が怪しいと警視総督に伝えます。
しかし情報源のジョー・スカリスと言う男の名前を出すとその男は土地の所有権で揉めてた相手でハケットを陥れたいだけだと話します。
その後湿地帯の大掛かりな捜査が開始されると白骨化死体が発見される。
そばにはシャナンの名前が書かれた物が見つかる。

やっぱりそうなっちゃいますよね。。。
これでシャナンが生きていると思い続ける希望は無くなりましたが別の道で救われる可能性は出てきましたよね。悲しい終わりでした。
エンディングでは実際の事件の時のメアリーの様子が映し出されます。
そしてこの事件犯人は捕まってないんですね。
この事件に興味ある方は【ロングアイランドの連続殺人鬼】でググってみてね!


生々しい一つの事件の悲劇がしっかり描かれていて最後まで飽きることなく見れました!実話を基にした映画が好きな人にはお勧めです!

監督・キャスト

監督
リズ・ガルバス
原作
ロバート・コルカー
キャスト
エイミー・ライアン
ガブリエル・バーン
トーマシン・マッケンジー
ローラ・カーク
ウーナ・ローレンス
ディーン・ウィンタース
ミリアム・ショア
リード・バーニー
ケヴィン・コリガン
スタン・カープ

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