映画 ポラロイド 感想 ダイスで決める人生

ポラロイド
原題:Polaroid
日本公開:2019年7月19日
上映時間:88分

あらすじ

アンティークショップで偶然手に入れた年代モノのポラロイドカメラ。
SNS世代の高校生バードたちはシャッターを押せば写真が出てくるその新感覚なカメラに夢中になる。しかしその後、撮影された友人が次々と悲惨な死を遂げていく。死の順番とその法則。被写体の傍に必ず写り込む不可解な影。 連鎖する悪夢の元凶がこのカメラにあることに気付いたバードだったが、自らも写真に写り込んでいることが発覚する。

こんな人にオススメ!

写真絡みのホラーが好きな人!
得体のしれない恐怖が好きな人!
ポラロイドカメラが好きな人!

ストーリー

母の遺品の中にポラロイドカメラを見つける。
彼氏の為に特別な写真を撮りたいと言い友達のリンダにそのポラロイドカメラで撮影してもらう。
リンダが帰った後、写真を見ると背後に白い影が見える。
家が停電してブレーカーを探しに行くと後ろからピンポン玉が転がってくる。その方向に向かい、透明なカーテンをめくろうとすると手が出てくる。
慌てて逃げ出すがこけたところを引きずられる。

写真を撮る女の子バード。アンティーク店で同僚のタイラーにガレージセールで買ってきたケースにRJSと書かれたポラロイドカメラをプレゼントされる。
僕を撮ってくれと言い、そのポラロイドカメラで撮影する。

友達と仮装パーティーに向かう車内で談笑するバード。
その頃ポラロイドカメラで撮影されたタイラーはフィルムのチェックをしていた、映写機に影が映りこみ、振り向くと白い布を被った何かに襲われる。

仮装パーティーの会場に着くと記念撮影しようと言いポラロイドカメラで撮影する、バードは私は撮るのが好きだからと写真を撮るとみんなの背後に白いモヤが見える。

パーティー会場に警察がやってくる。
ペンブローク保安官にタイラーが亡くなったと聞かされる。
バードは家に帰り写真を確認すると人影が見える。

パーティー会場の家でエンヴリーが襲われる。
次の日写真をチェックすると白いモヤが消えている、怖くなりポラロイドカメラを壁に投げつけると衝撃波が出てバードを吹き飛ばす。

食堂で友達達に写真の事を打ち明ける。そんなこと信じないと言いデヴィンは写真に火を付ける。
すると火が映っている人物のシーナの腕に到達するとその場にいるシーナの腕も燃え始める。
消火器をかけるが火が消えない、写真の火を消すと腕の火が消え写真も元通りに復元する。

何か情報がないか話していると、タイラーはガレージセールで買ってきたケースはアンティーク店に置いてきたままだと言う。
アンティーク店に向かうバードとコナー。
バードは店の中に入りケースを取ると白いモヤの人影に襲われる、しかしなぜか逃げ切れる。
コナーが写真の中の窓に反射したバードが映っていることに気づく。

病室で寝てるシーナと看病しているデヴィン。
バードが気を付けるように電話をかける。軽い停電が起こり看護師を呼びに行くデヴィン。
看護師を探している間にシーナが殺されてしまう。

バードはお前のせいだとデヴィンに責められる。
コナーに父との過去を話す、新聞記者の父の言葉を思い出しカバンの中を漁ると、殺人証拠品1974年10月28日と書かれた紙が出てくる。
図書館へ行き、その年代の新聞を探す。
虐殺犯ローランド・ジョセフ・セイブルという男が見つかる。
その男は写真を教えていて3人の若者を拷問して殺したと言う。
ケースに刻まれたRJSはその男の名前だとわかる。

カフェでみんなが集まる。バードがなぜ生き延びて逃げれたのかを考えると熱に触れた時妙な反応をしていた事を思い出す、カメラの写真と同じで熱に弱いのかもと話す。
デヴィンが騒ぎ出しコナーが止めて揉みあいになるとデヴィンを撮影してしまう。写真の影がデヴィンの写真に移る。
さらに興奮したデヴィンはバードを撮ろうとするがデヴィンの写真をケイシーがえんぴつで貫く、するとデヴィンの手のひらに穴が開く。
止めに来た警官をデヴィンが殴ってしまい拘留所に入れられてしまう。
デヴィンは俺が狙われてる間になんとかしろとバードに告げる。

RJSの奥さんの家を訪ねる。写真を撮るのが好きだった娘がイジメに遭い自殺したと話す。
そしてその写真を見た父親が復讐を果たした、最後はカメラを握ったまま死んだと話す。
まだ復讐相手が一人生き残っていると写真を渡す。
拘留所ではデヴィンが殺されてしまう。

学校へ向かうとケイシーに連絡する、そのまま学校へ入り卒業写真で写真の相手を探す。
ケイシーが学校へ着くと何かに襲われてしまう。
探していた写真の相手は保安官のペンブロークだと判明する。
そこへペンブローク保安官がケイシーを連れて現れる。
コナーは保安官の写真を撮る、しかし保安官は誤解だと話す。
レベッカは虐待されていて証拠の写真を届けるようとした、それに気づいた父親は激怒し1人ずつ殺し始めた、奴は拷問を楽しんでいた。
レベッカは友の死の罪悪感から自殺してしまったと話す。

停電が起きる、白いモヤのモンスターが現れる、保安官が銃で撃つが効かない。モンスターが保安官の写真を切り裂く、すると保安官も真っ二つになってしまった。

バードとケイシーはシャワー室に入り、熱湯を出しバリアを張る。
入ってこれないモンスターは消えていった。
バードはケイシーをそこに置いてコナーを探しに行く。
合流した二人。バードは何かを思いつきポラロイドカメラを拾いに行く。カメラを見つけるがコナーが連れ去られる。
バードは自分を撮影しターゲットを自分に変える。
現像室に辿り着く。モンスターに首を絞められるが写真を撮る。
写真を握りつぶすとモンスターもぐちゃぐちゃになる、しかし死んでおらず向かってくる、今度はライターで火を付ける。
すると燃え広がり消えていく。

合流した3人で写真を確認すると影は消え去っていた。
バードは海にポラロイドカメラを投げ込む。
END

ネタバレあり感想

面白い!!設定がシンプルなホラー映画だな、ちょっと見てみるかと思い見てみたら最高に面白かったです!!

始まりから不穏な展開、撮ると襲われ死んでしまう。
そしてこの作品のモンスター行動が速い!撮ったね!数時間後には、はい終わり~っていうスピード感溢れる殺戮!仕事が速い!

今作結構見た目的にはエグイ死に方してたりするんですけど血が全くでないのでスプラッター感は0です!
手のひらに穴が開いても真っ二つになっても血が飛び出さない!
これはこれで不思議に感じちゃいましたw
映画的な理由じゃなくて写真経由で傷を負うとそうなるのかな?病室では血の跡があったので直接殺されたら普通に血が出るのかな?

ポラロイドカメラを壁に投げつけると衝撃波が出るのはびっくりでしたね、別に何やっても壊れないって形にすれば良かっただけだと思うんですけど衝撃波出たの見てこの作品大丈夫か?と不安になりました!それも込みで狙いなのかもしれませんけどね。

保安官実は良い人でしたね、じゃないとあの事件後に保安官になれないよね。
どうやって呪いを解くのかと思ってたらモンスターの写真を撮り焼くと言うモンスターの武器を使いモンスターを倒すと言う凄くありふれた戦略でした!しかしそのありふれた戦略も最近見てないなと思い逆に新鮮さを感じました。
結局ありふれた攻略か意外なのかは関係なくてきっちり倒せればええんですよ!見ててスッキリ!それが1番!!
なんだかんだ3人も生き残りこういう感じのホラーとしては救いのある感じでしたね!ケイシーが全然関わってこなくて実は何かあるんじゃないかとワクワクしてたんですけど何もなかったですねw

基本に忠実!そんなホラー映画でした!!おすすめの作品です!

監督・キャスト

監督
ラース・クレヴバーグ

キャスト
バード:キャスリン・プレスコット
コナー:タイラー・ヤング
ケイシー:サマンサ・ローガン
ペンブローク保安官:ミッチ・ピレッジ

他の映画や海外ドラマの感想はこちらです。
映画・海外ドラマ一覧表

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*