映画 ダウンレンジ 感想 ダイスで決める人生

作品概要

ダウンレンジ
原題:Downrange
日本公開:2018年9月15日
上映時間:90分

あらすじ

6人の大学生が相乗りし、広大な山道を車で横断していると、タイヤがパンクしてしまう。タイヤがパンクした原因が銃弾だった事に気づくと悲劇が始まる。

こんな人にオススメ!

ソリッドシチュエーションホラーが好きな人!
リア充的な大学生が撃たれる作品が好きな人!
ハラハラしたい人!

ストーリー

道路を車で走っている大学生の男女。
途中でタイヤがパンクする、辺りの電波は弱く、助けは呼べない。
ジェフがタイヤを取り換えることになる。
タイヤ交換してる最中にジェフが撃たれている、それを発見するサラ。

サラが目玉を撃たれて、周りのみんなが異変に気付く。
サラの死に驚いていると、今度はトッドの肩が撃たれる。

車の後ろに隠れたジュディ、ケレン、トッド、そこから少し離れた木の後ろにエリックが隠れている。
身動きが取れなくなるが、自撮り棒で車から電波を捜し、ジュディが狙撃地点を捜そうとする。その間にトッドがエンジンにキーを刺す。
そして木の上から狙撃しているのを発見する。

ケレンは冷静な意見を言い続ける。
トッドはトランクにあった道具箱を取りに行き、フタを腕に巻く。
そしてエンジンをかけて、手動で車を動かす。

車は動き出すが、トッドが撃たれて車の陰から離れてしまう。
今度はジュディが車の陰から外れてしまう。
タイヤが撃たれて外れてしまい車が止まる。

ケレンが「リロード中」と叫ぶと、ジュディと木に隠れてたエリックが走り出す。
エリックの足を撃ち抜き、徐々に痛めつけてくる。
ベルトで止血しようとするが、意識を失ってしまう。

ジュディはトッドに、熱したハンマーで腕の弾痕を焼いて止血する。
車の後部座席にあった水を取り、飲み回し遠くのエリックに投げる。
エリックが水を飲もうとすると手のひらを撃ち抜かれる。

トッドが昔語りをして立ち上がり歩き出す。
死んだ恋人の所へ行き、キスをして彼女の手を握り、座り込む。
意識が朦朧とするエリックは、草むらに何かを見る。

他のみんなも注目すると、それはオオカミだった。
エリックのそばへ来る。
トッドが狙撃手に向かって、もう終わりにしろと叫ぶ。
そして遠くから車が走ってくるのが見える。
トッドが狙撃されて殺される。

走ってきた車は異変に気付くが、運転席の女性は腕を撃ち抜かれ、車にぶつかり転倒する。
外に出た女性は、更に狙撃されて死ぬ。
今度は父親が出て来くる、ジュディ達は警察に電話を掛けるよう促す。

狙撃手は、車を狙撃して爆発させて、車の陰に隠れてた父親は炎に焼かれる。
起き上がった娘もすぐに撃ち抜かれる。

ケレンとジュディは夜を待ち、車の煙に乗じて逃げようと話す。
そして夜になる。
タイヤをパンクさせて、車に火を付ける。

煙でスナイプ出来なくなっている、そして道路に警察がやってくる。
パトカーの中では応援を要請している。
荷台には2人がスナイパーライフルを構えている。

無線が効かず、電話をしていると運転手が撃ち抜かれる。
次々に撃ち抜かれる警官。
そして、その間に森に向かってケレンが走り出す。
一度立ち止まり、森に走り出して撃たれる。

ジョディは、パトカーが近くに止まったを見て、パトカーに走る。
警官達は狙撃手と打ち合いになり、警官が撃たれ、みんな死んでしまう。
ジョディは、パトカーに乗り込み走り出す。

狙撃されながら、狙撃手の居る木に向かって走りぶつかる。
衝撃で木から投げ出される狙撃手。
ジュディは、狙撃手のライフルを手に取り、向かい合う。

狙撃手の手にはナイフ、弾を撃ち込むが倒れず、何発もリロードして撃ち込む。
倒れた狙撃手の頭をライフルの柄で殴り続けて殺す。

ライフルに刻まれた傷を見て、怒りのあまり死んだ狙撃手に、もう1度ライフルを叩きつけると、暴発してジョディに弾が当たる。
血塗れになっているジョディの笑い声が響く。
END

ネタバレあり感想

めっちゃ面白い!ソリッドシチュエーションホラー系の作品でも、トップクラスなんじゃないかと思うくらい面白いです!
かなりハラハラ出来ました!ちょっとツッコミ所はあるんですけど、それでも読み切れない展開が面白かったです。

どこからか狙撃されて、助けの来ない道路の極限状態で生き残る術を探す。
山道の道路だけで行われる惨劇ってアイディアが良いですね!
そしてジョディが可愛い。

グロシーン
血が出るシーンや、グロシーンはかなりエグい。
グロ耐性無い人は見れない映画だと思います。
死に方も即死じゃなくて、身体をビクつかせながら歩いてきたりするのがエグイです。

ケレン
この作品ずっと、ケレンが仕組んだ罠だと思って見てたんですよね。
ケレンが軍人の娘って設定で、傷つかずに冷静に発言し続けるんですよ。
徐々に追い込まれるように、仕組んでるのかなって思いました。

トッドにケータイを渡さなかったり、最後の煙を焚いて逃げる場面も、何故か一度立ち止まったりしていて、ジュディに撃たれるところを見せようとしたのかなって思ってました。

でもそんなこともなく、最終的にジュディが狙撃手を撃ちまくり、ライフルの柄で殴り続けて暴発した弾で死亡の流れは驚きでしたね。こんな感じの終わり方をする映画は久しぶりに見ました。

警察と狙撃手
警察がスナイパーライフルを使える人を2人連れてきてるのって、狙撃手の存在を知っていたからだと思うんですよね。
ライフルの柄の傷の分、死んでるとしたらかなりの人数です。
警察の中でも対策が練られていたとしてもおかしくないと思うんですけど、ちょっと雑過ぎませんかね!

無線が効かなかったのなら、一回バックして連絡とってからまた来ればいいし、電気消すタイミングも悪いですよね。

親子
可哀想・・・、でも彼らのおかげで警察に連絡出来たんですよね。。。
娘さんは生きて合流するパターンかと思ったらすんなり死んでびっくりでした。

この作品の監督
監督の北村龍平さんは、日本のドラマ【スカイハイ】劇場版の監督をやっていたりするんですね。
映画では【あずみ】や【ゴジラ】などの監督もしています。
昔見てた作品の監督を今になって知れるって凄いですね。
ダウンレンジも素晴らしいクオリティの作品でした。

まとめ

序盤から緊迫感のあるシーンの連続で飽きずに見れました!
2018年に出た作品なので演出も綺麗です!
ソリッドシチュエーションホラー作品の、ダウンレンジは面白い映画でした!
ホラー好きにはオススメです!

監督・キャスト

監督
北村龍平
キャスト
ジュディ:ケリー・コンネア
ケレン:ステファニー・ピアソン
トッド:ロッド・ヘルナンデス=ファレラ
エリック:アンソニー・カーリュー
サラ:アレクサ・イエームズ
ジェフ:ジェイソン・トバイアス

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