映画 ゾンビ・リミット 感想 ダイスで決める人生

ゾンビ・リミット
原題: The Returned
日本公開:2014年
上映時間:98分

あらすじ

幸せなカップルのケイトとアレックス。ケイトは、ゾンビウイルスに感染した患者“リターンド”をサポートする病院で働いている。リターンドの保護に反対する人々も多く、過激なグループは暴動を起こしていた。そして、まことしやかに囁かれる噂が出回る。ゾンビウイルスを抑制するワクチンの残数はあと僅かである、と。ケイトとアレックスは、大量のワクチンを抱えて逃亡することを決意。ワクチンが無くなっていく恐怖、政府に発見される恐怖に怯える二人だが、本当の恐怖は別の所にあった。

こんな人にオススメ!

サスペンス映画が好きな人!
差別や偏見等の人の醜さが見たい人!
裏切りや絶望が好きな人!

ゾンビ・リミットを見れるのはU-NEXT!(2020年6月時点)

ネタバレあり感想

新感覚のゾンビホラー!かと思ったらゾンビの出てくるサスペンス作品でした!
ゾンビパニックありません!まともにゾンビ出てくるのは1時間経ってからです!
この映画はゾンビになるのを防ぐワクチンを接種した人をリターンドと呼び、48時間に1度ワクチンを接種しなければゾンビ化してしまう。そんな作品です!
ワクチンはゾンビの死体から作るのでゾンビが抑えられてワクチンが少なくなり危機的状況になっていきます。
そして主人公の医者ケイトの旦那のアレックスはリターンドなのです。

このパッケージとタイトルでゾンビパニックあらずなの?!
前置き長いよ~!これ最後にドバーっとやるタイプの映画かな?って思いながら見てたんですけど、リターンドの差別に逢っているアレックスが良く出ていてあれれ?ってなっていました、それでもこれは溜めのターンかな?って期待して見ていましたw、だって REC/レックのプロデューサーが手掛けるって触れ込みあったんだもん、、、ホラーだと思うじゃん、、、

ストーリーはしっかりとしたサスペンス系の映画でしたね。
ワクチンが無くなりかけ反リターンドの武装勢力が現れたり、リターンドの隔離が始まったり社会派なストーリー展開しつつ、夫婦同士の付き合いのあるジェイコブ夫妻に裏切られワクチンを奪われてしまう。
絶望の中ケイトの病院の院長に相談すると保管していたワクチンを渡される。
ハッピーエンドかと思いきや、車で持ち帰ろうとした時ワクチンを奪われ、奪った相手を轢いてしまい衝撃でワクチンが全部割れてしまう。
家に帰りアレックスの願いを聞き死なせる。
その後、院長が治癒薬が出来た話をしてくる。世界は花火を打ち上げお祭りムード。
ジェイコブ夫婦にリターンドである話をしていなかったら?
ワクチンをしっかり守れていたら?
ケイトに取って絶望でしかない世界ですよね。
最期はジェイコブ夫婦の居場所を追っている地図を見つめるケイト。
人間の醜さ、信用する怖さ、それはゾンビのような明確な敵意より恐ろしいものですよね。

ゾンビパニックでワーキャーする作品を見ようと思ったら社会派な映画を見てしまったけどまあまあ楽しめたかな~。
序盤のだらだらっとした説明展開を乗り切れば面白いかも!

監督・キャスト

監督
マヌエル・カルバージョ
キャスト
ケイト: エミリー・ハンプシャー
アレックス: クリス・ホールデン・リード
アンバー: クラウディア・バソルス
ジェイコブ: ショーン・ドイル
デイブ: バリーフラットマン
イヴ: メリナ・マシューズ

他の映画や海外ドラマの感想はこちらです。
映画・海外ドラマ一覧表

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*