映画 IT/イット “それ”が見えたら、終わり。 感想 ダイスで決める人生

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。
原題:IT(IT:chapter one)
日本公開:2017年11月3日
上映時間:135分

あらすじ

一見、平和で静かな田舎町を突如、恐怖が覆い尽くす。相次ぐ児童失踪事件。内気な少年ビルの弟も、ある大雨の日に外出し、通りにおびただしい血痕を残して消息を絶った。 悲しみに暮れ、自分を責めるビルの前に、突如“それ”は現れる。“それ”を目撃して以来、恐怖にとり憑かれるビル。 しかし、得体の知れない恐怖を抱えることになったのは、彼だけではなかった。不良少年たちにイジメの標的にされている子どもたちも“それ”に遭遇していた。

こんな人にオススメ!

ピエロが出てくるホラーが好きな人!
少年少女の友情物語が好きな人!
スティーヴン・キング原作の映画が好きな人!

ネタバレあり感想

面白い!!ピエロは怖い!
開幕の雨のシーン、ジョージーが腕を食いちぎられるシーンからもうホラーとして完成していますね!素晴らしいスタートです!

子供達のグループだけが狙われてるのかと思ったら普通に不良グループの子もペニー・ワイズに襲われてしまっていましたね。
下水道の徐々に人が近づいてくる感じコワすぎでした。

子供達に襲い来る恐怖。
スタンリーの絵画の女が襲ってくるのが今作で1番怖かったですね。
あんなん飾るなよって思いましたw
それと図書館で歴史を調べてるとページが勝手にめくられて行って生首が見えるってシーンもゾクりとしました!この映画のホラー演出は最高ですわ。
ベバリーの家での血しぶきが子供にしか見えず、みんなで掃除する流れは青春って感じでしたね!ホラーの合間のほのぼのシーンは癒されます!
一通り子供がペニー・ワイズの幻覚で怖がった後に合流してのプロジェクターで下水道の地図を見ているとプロジェクターにペニー・ワイズが映り込む。
このシーンも結構怖いですよね~呪怨とかにも同じようなシーンがあったりして怖かった思い出が蘇りました。

井戸の家
そしてその後プロジェクターで知った下水道の繋がった先の古い民家に向かいます。そこでのペニー・ワイズは震えながら近づいてきたり様々な方法で怖がらせようとしてきますね。
映画館で見た時流れ的にもここがラストステージだと思ってたんですけどまだ続くのかと思った覚えがあります。

ヘンリーが警官の父親を殺す時TVにはペニー・ワイズ、この町はもう侵略されてるとわかりますね。
そしてベバリーも父親から解放されるために頭を叩き割る!そして振り返るとペニー・ワイズ!映画館で一番身体がビクっとなったシーンでした!
攫われたベバリーを助けに井戸に向かう、浮いてる少年少女たち。その中にはベバリーもいる、ベンがキスをすると意識を取り戻す。これなんで意識取り戻せたんでしょうかね。父親を殴り飛ばしたから恐怖を覚えるものが無くなっててペニー・ワイズの拘束が緩くなってたんですかね。だとしたらそもそもペニー・ワイズに捕まらないような気もしますね。
最終戦踊るペニー・ワイズの意味の分からない怖さ、そして自分達の持つ恐怖心を乗り越える子供達。
ここでも出てくる絵画の女性は怖い!あれは怖い!
恐怖を乗り越えた子供達に敗北したぺニー・ワイズは消え去ったのでした!ハッピーエンド!
かと思ったらチャプター1なので終わらないんですよね~!
チャプター2はどういう感じになるんですかね!非常に楽しみです!

この映画は驚かすホラー、じわじわ迫るホラー、理解出来ない不穏なホラー、様々なホラー要素が上質な具合で散りばめられていてその上で少年少女の青春劇を掛け合わせてる素晴らしい作品です!
最高のホラー映画の一つだと思います!
見てない人いたら見た方が良いと思います!
それではチャプター2でお会いしましょう!

監督・キャスト

監督
アンディ・ムスキエティ
原作
スティーヴン・キング
キャスト
ビル・デンブロウ: ジェイデン・リーバハー
ベン・ハンスコム:ジェレミー・レイ・テイラー
リッチー・トージア:フィン・ウォルフハード
ベバリー・マーシュ :ソフィア・リリス
スタンリー・ユリス:ワイアット・オレフ
マイク・ハンロン: チョーズン・ジェイコブス
エディ・カスプブラク:ジャック・ディラン・グレイザー
ヘンリー・バワーズ: ニコラス・ハミルトン
ジョージー・デンブロウ:ジャクソン・ロバート・スコット
ペニーワイズ:ビル・スカルスガルド

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