映画 ラザロ・エフェクト 感想 ダイスで決める人生

ラザロ・エフェクト
原題:The Lazarus Effect
日本公開 2016年6月11日
上映時間83分

あらすじ

フランクは婚約者のゾーイと共同でラザロという名前の血清の開発を行っていた。ラザロは昏睡状態にある患者の治療のための薬品として認知されていたが、実際のところは死者を蘇らせるための血清であった。

ネタバレなし感想

蘇生実験を人間でやったらとんでもないことになっちゃったホラー!
流れ的にやっちゃうのしょうがないんですけどね!
83分という短い時間でワーワーします!覚醒した後の展開は結構スピーディーで面白いです!

こんな人にオススメ!

蘇生実験系のホラーが好きな人
覚醒した女性が好きな人
研究員が好きな人

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ストーリー

物語はブタの蘇生実験から始まる。

ラザロ血清
撮影係のエヴェが地下の研究所にやってくる、研究メンバーのビデオを見ている、ゾーイの大発見ラザロ血清、その血清の目的は医療従事者の蘇生時間の延命だと語る。
人々にセカンドチャンスを与えたい。

犬の蘇生
ゾーイとフランクは 結婚式より研究を優先させると決めたと語る。
悪夢で目覚めるゾーイ。
死んだ犬に実験を始める、成功し生き返る、白内障で目が見えなかった犬の症状がなぜか治っている。
犬の名前はロッキー、しかし様子がおかしい、食欲もないようだ。
寝てるゾーイを見ているロッキー。
ロッキーを検査する、血液にラザロ血清が残っている、本当なら数時間で消えるはずだと話す。
そして脳幹の活性が激しい、凶暴化する可能性があると話す。
クレイがPCを見ていると後ろで大きな音がする、冷蔵庫が開いていて荒らされている、ロッキーのカゴが開いている。
ロッキーを探すクレイ、飛び出すロッキーに驚く。

ラザロ血清の効果
みんなを集めクレイはロッキーを安楽死させるべきだと話す。
エヴァが棚の上のお菓子も食べられてることに気づき普通じゃないと言う。
現在3つの段階が見られる。
1つ目蘇生。2つ目血清が血中に長く残っている。3つ目ホルモン失調の可能性、混乱、食欲不振、攻撃性。
現在は4つ目の段階、神経回路を驚異的な早さで作り続けている。

ワーナーゴス社
研究資金を提供しているワーナーゴス社の理事室に呼ばれるフランク。
実験をしたことを怒られる。
何故動物実験したことが分かったのか問い詰めるフランク。
サーバーに上がった物は確認すると言う、フランクは誰かが金を出し実験を止めさせようとしているのかと、製薬会社?覚醒自治会?誰です?と更に問い詰める。
理事は答えず、その後地下研究室に男たちが入ってくる。
フランクの言った通りクライロニス製薬が全て買収していたようだ。
男は「ルールを破れば報いがある」そう言って研究データをすべて持ち出す。

研究チーム
4年の研究がパーになったと憤慨するゾーイ、エヴァが情報を流したのかと問い詰める。
フランクは「もう1度やろう、成果を横取りされて終わる、明日12時まではあのままだ、侵入し実験を再現、撮影し全て取り戻す」
でも血清が無いと言うとゾーイが念のために隠していたとラザロ血清を取り出す。
通行証が生きているエヴァが研究室に入り、裏口からみんなを中に入れる。

再実験
もう1度他の犬で実験を開始する。
準備してスイッチを入れると停電しブレーカーが落ちる、その時スイッチを入れたゾーイが感電し心臓が止まってしまう。
アドレナリンやAEDで蘇生を試みるが脈が戻らない。
途方に暮れるフランク、仲間が止める中ラザロ血清を注入しようとする。
1人でもやるというフランクに仲間たちも協力する。
5キロ、13キロと電圧を上げていくが反応はない。
その時警備員がモニターに映っていないことに気づく、慌てて隠れる。
警備員が去りゾーイの方を見ると上体を起こしていた。
ショック状態のゾーイに声をかける、「わたし死んでた?」
MRI検査を始める、クレイはおかしい神経が活発過ぎると話す。
脳反応はほぼ全部同時に使っていると出る、本来は全体の10%。

実験の影響
フランクとゾーイが会話している、指輪をペンダントにしゾーイにかけようとするとゾーイは突然何か言った?と聞く、奥のテーブルのペンが動きフランクが離そうとしたこと全てをゾーイが先に話す。
話し終えた後本人は気づいてないのか驚いた表情のフランクに何?と言う。

フランクが別の部屋のメンバーに話をしに行く。話してる内容を読み取り、
ゾーイの指が黒ずむ。
ゾーイはフランクに自分がおかしいと話す、死んでた時人々が閉じ込められている燃えている建物に居た、何年も繰り返し、そこは地獄だった、嫌な思い出がループしていたと話す。

エヴァ
ゾーイを薬で眠らせる、エヴァが寝ているゾーイに近づき声をかける、そして振り向くとそこはゾーイの話していた地獄の風景になっていた、歩くエヴァ、少女を見掛け追いかける、日光に包まれ焦げた手に捕まれる。
エヴァは研究室で目が覚めると腕には掴まれた跡があった、その時の悪夢をフランクに話すと、それはゾーイの見る悪夢だったと話す。
エヴァ「ゾーイは言っていた、死ぬと体は魂を転移させる化合物を作るとか」
フランク「DMT?」
エヴァ「そう、それがドアを開けるでしょ?もしドアが開かずゾーイの魂が移らなかったら、悪夢に閉じ込められてたら」
フランクはそれを否定する。

クライロニス製薬
ニコが何か月も前から全データをコピーしてる痕跡を見つける、外部から侵入しているからこれはクライロニス製薬だと言う、最後のアップロードは20分前、ここでの行動はバレている、今すぐ脱出しようと話す。
しかし犬が見当たらず探すことになる。

覚醒ゾーイ
悪夢を見るゾーイ、身体が浮き、目が真っ黒になる。
ゾーイが部屋から居ないと気づき探すニコ。
ニコに助けを求め現れるゾーイ、しかし言動がおかしく混乱しているようだ、ニコが「フランクが助けてくれる」と言うとゾーイはニコの思考を読み取りそう思ってない事がバレる「わたしを怒らせた、思い知れ」目が真っ黒になる。
部屋に閉じ込められる、そしてロッカーの中に吹き飛ばされる。
潰れていくロッカー、微笑むゾーイ。

クレイ
エレベーターが動かず上に戻れない、電話も繋がらない。
ゾーイはエヴァに「あなたは関係ない、偉大な出来事の傍観者」と告げる。
エヴェは笑うゾーイにあなたが何かやったと言う。
クレイが「ニコはどこだ?、何をした」と問い詰めるとクレイの手に持ったペンが口の中に飛び喉が詰まる、クレイにウインクするゾーイ。
ペンをフランクが取り出そうとするがうまくいかず死んでしまう。
停電と共にゾーイが消える、現れると同時に周りの物が浮かびエヴァとフランクに投げつける。

フランク
起きるとゾーイが見えない、安楽死用の薬を取り、ゾーイを止めに行く。
廊下に立っているゾーイ、声を掛けながら近づく「こうなったのは俺が悪い、申し訳ない、何とかしよう」そう言い傍に行くが思考を読み取り殺そうとしてるのがバレ、頭に手を当て殺される。
電気が消えていく。

エヴァ
自分に大量のラザロ血清を打ち込むゾーイ。
エヴァは安楽死用の鎮静剤を靴に隠し、ライトを持つ、「エヴァ」と呼ぶ声が聞こえ音楽が鳴り響く、ゾーイを探すエヴァ。
ゾーイに吹き飛ばされ地獄の世界のアパートに行ってしまう。
またしても少女がいる、傍により手に持ってるものを見せてもらうとそこにはマッチがありアパートの火事はゾーイが原因だと言うことが判明する。
少女のゾーイに「あなたのせいじゃない、扉を開けてまだやり直せる」そう話すと少女は扉を開き世界は光に包まれる。
現実世界ではゾーイの胸に鎮静剤が刺さっていた。謝るゾーイにもう1度鎮静剤を突きさす。
壁にもたれてると救急隊が地下に入ってくる、安心して抱き合うと倒れていたはずのゾーイが消えている。
救急隊員の顔がゾーイに変わり骨が折れる音が鳴り響く。

エピローグ
ゾーイは自分の血をフランクの頭に注入する。
目を開けるフランク。
END

感想

覚醒した自分に対して悪意があるとわかってからサクサク殺してく!
フランクさん思考を読み取られるのわかってるのにその作戦はあかんでしょ~
でも念動力にテレパスってもう最強キャラ過ぎてどの道勝てないか。
最後も少女の魂が救われたようで別に関係ないわって感じでバッドエンドなのも好きです!
エヴァって別にクライロニス製薬の回し者でもなく本当にただの研究内容に興味持った撮影者ってだけであんな目にあうのってさすがに可哀そう~

派手な残酷描写が少ないのも意外で設定と雰囲気で上手く話を作ってるなって感じで凄く楽しめましたね。

クレイ役にエヴァン・ピーターズが居てテンション上がりました!、アメリカンホラーストーリーでサイコパスな役が上手くて注目してたらX-MENのクイックシルバー役にもなったりで良い感じのイケメン俳優ですね!

そんな感じで役者も良く、ストーリーも楽しめる良い感じの作品でした!

監督
デヴィッド・ゲルブ

キャスト
フランク:マーク・デュプラス
ゾーイ:オリヴィア・ワイルド
エヴァ :サラ・ボルジャー
クレイ:エヴァン・ピーターズ
ニコ :ドナルド・グローヴァー



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