映画 マローダーズ 襲撃者 感想 ダイスで決める人生

マローダーズ 襲撃者
原題:Marauders
日本公開:2017年6月24日
上映時間:107分

あらすじ

白昼堂々発生した銀行強盗。 犯人グループは不気味なマスクを被り、機械音声を駆使して銀行員やそこに居合わせた顧客に指示を出し、一切の無駄の無い作業で銀行を後にした。 FBIのモンゴメリー班は早速現場に出向くが、また他の銀行でも同グループによる銀行強盗が発生。 一見、同一犯によるただの銀行強盗かと思われたが、捜査の結果、2つの現場からは同一人物の指紋が採取される。
だがその男は既に死んでいる人物だった…

こんな人にオススメ!

FBI捜査官が好きな人!
巨大な悪が好きな人!
華麗なる銀行強盗が見たい人!


ネタバレあり感想

なんとなーくネトフリで見始めたら結構面白かった作品です!
俳優陣が豪華でブルース・ウィリスやガーディアン・オブ・ギャラクシーのドラックス役の デイヴ・バウティスタ などが出ています。
最初主人公は新米のウエルズかと思ったんですが、FBIリーダーのモンゴメリが主人公で驚きました、デイヴ・バウディスタもそんな活躍しない感じでしたw
後半まではFBI捜査官モンゴメリ、汚職警官ミムス、銀行頭取ヒューバードの3人が軸になっていき話が進んでいきます。

この作品は華麗な手際の銀行強盗がやってくるところから始まるのですが支店長を銃殺したり手際の割りに危ない橋を渡っていて色々謎が深まり期待度MAXになるシーンからスタートします!

中盤まで様々な情報が錯綜し、どうなっていくんだろうとワクワクしていたんですが肝心の捜査よりも先に強盗団のリーダーからモンゴメリに接触して来たりその後盗んだ情報をモンゴメリに提供し事件の全容が明らかになってしまいます。
そこはちょっとFBIさんの方の仕事で何とかして欲しかったなぁって思いました。
そこに至るまでに登場人物の内情が語られていくんですが主人公のモンゴメリは麻薬王の男に妻を拷問され殺されてしまっている過去があり家で自殺しようとしています、そこへ強盗団のリーダーが接触してきて未遂で済むのですが恐らく毎日のように自分に銃を突きつけているんだろうなぁって思いました。
バーで飲まないワインを頼み、生前の奥さんが残した留守電の伝言を聞き家に帰り、銃を突きつける、そこまでがルーティンになってるのかなぁって感じました。

ミムスの奥さんの話もだいぶ辛いですね、、、でも末期ガンの奥さんの治療費やらなんやら稼ぐために悪事に手を染める必要があったんですね。
ヒューバードの悪事に軍人時代に巻き込まれて状況を知ったウェルズが今回の強盗を企てたんですがモンゴメリが全て終わった後どうするか聞いたときに何も考えてないって答えたのがリアリティありましたね。
そして最後はメキシコに逃げたヒューバードを追ってメキシコに来たモンゴメリはウェルズと会話するんですけどその時にモンゴメリの奥さんを拷問して殺した麻薬王が獄中で同じような死に方をした、お前がやったんだろって言うんですよね。

その後モンゴメリがヒューバードをナイフで刺して殺すんですよ。
これってFBI捜査官としてはありえない選択なんですけど、麻薬王を捕まえ牢獄に入れることは出来ても心は晴れずに自殺しようと日常的に思ってるモンゴメリが自分の代わりにウェルズが殺してくれた恩返し的な意味合いで刺し殺したのかなぁって思いました。
銃を向けあうがそのまま立ち去るウェルズ。
「目には目を歯には歯を」
これを体現したウェルズはかっこいいなって思いました。


細かな所はツッコみどころあるんですが全体的に良作です!
面白いので良かったら見てみてください!

監督・キャスト

監督
スティーヴン・C・ミラー

キャスト
ジョナサン・モンゴメリ:クリストファー・メローニ
ストックウェル: デイヴ・バウティスタ
ウェルズ:エイドリアン・グレニアー
ミムス:ジョナサン・シェック
チェイス :リディア・ハル
ジェフリー・ヒューバート:ブルース・ウィリス

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