映画 ボーダーライン: ソルジャーズ・デイ 感想 ダイスで決める人生

ボーダーライン: ソルジャーズ・デイ
原題:Sicario: Day of the Soldado
日本公開:2018年11月16日
上映時間:122分

あらすじ

アメリカ国内で市民15人の命が奪われる自爆テロが発生。犯人らがメキシコ経由で不法入国したとにらんだ政府は、国境地帯で密入国ビジネスを仕切る麻薬カルテルを混乱に陥れるという任務を、CIA特別捜査官マット・グレイヴァーに命じる。マットは、カルテルに家族を殺された旧知の暗殺者アレハンドロに協力を要請。麻薬王の娘イサベルを誘拐し、カルテル同士の戦争を誘発しようと企てるが、その極秘作戦は敵の奇襲や米政府の無慈悲な方針変更によって想定外の事態を招き、メキシコの地で孤立を余儀なくされたアレハンドロは、兵士としての任務、復讐、そして人質として保護する少女の命の狭間で、過酷なジレンマに直面することになる……。

こんな人にオススメ!

前作ボーダーラインを楽しめた人!
リアルな作戦が見たい人!
ベニチオ・デル・トロが好きな人!

ボーダーライン:ソルジャーズデイが見れるのはU-NEXT!(2020年6月時点)

ストーリー

国境警備隊が国境越えをしている集団を見つける、そしてその中の男が自爆するところから物語が始まる。

メキシコシティで弁護士の男にメガネをかけさせるアレハンドロ「あばよ」と言いハンドガンで連射する。

カルテル同士の戦争を起こそうとカルテルリーダーの娘イザベルを攫う。運んだ先でDEAの服に着替え突入しイザベルに拉致した者を殺して救出したように見せる。

従弟の繋がりで国境越えの悪事に手を染める少年ミゲル。

イザベルを運ぶために軍用車両で走る。国境警備隊も一緒に付いてくる、途中から鋪装されてない道路になり砂埃が舞う。
襲撃され国境警備隊も裏切り3方向から挟まれる形になり激しい銃撃戦になる。
隙を見てイザベルが車から逃げ出す。敵を殲滅したマット達。アレハンドロはイザベルを1人で探し出す。

マットが基地に戻ると作戦中止を告げられる。シンシアが国境警備隊を攻撃しメキシコに家族が居る5400万人を刺激した、目的はメキシコカルテルでありメキシコ政府ではない。
大統領命令によりシンシアが仕切る。国境に入り信号を受信したら二人を始末してと命令する。

マットに電話するアレハンドロ、マットは正直に「手を引けと言われた、イザベルを始末しろ」と言うがアレハンドロはそれは出来ない国境を越えさせろと答える。
俺を追い込むなと言うマットにイザベルはここに居たら殺される、国境を越えさせろ、後で方法を考えろと話す。
マットは手を貸してやれない、やるべきことをやれ、あとは何とかすると言い電話を切る。

イザベルはアレハンドロが家族をカルテルに殺された元検事だと言うことを知っていた。

国境越えの密輸グループのギャングに金を渡し、集団に交じって国境を越えようとする、しかしそこにスーパーで警察車両に乗っていたアレハンドロを見かけたミゲルが居た。
アレハンドロとイザベルが乗ったバスが走り出す。
マット達が上空から監視している。バスが止まり、銃を突きつけられる。アレハンドロはレイエスの手下だと言い乗り切ろうとするが殴られ縛られる。
荒野に連れていかれ跪かされるアレハンドロ、ギャングは少年に銃で撃てと言い、少年は撃てなかった、ギャングはその少年を撃ち殺す。
次にミゲルに撃てと言う、従弟が止めようとするがミゲルは了承しアレハンドロを撃ち抜く。倒れて動かないアレハンドロ。
それをカメラで見つめ言葉が出なくなるマット。
奴らを追えと命令する、交戦規定は?と聞かれると「クソ食らえ、全員始末する」と答える。

車の荷台に乗っている思い詰めた表情のミゲル、荷台から飛び降り歩き出す。アレハンドロは生きていた。顔を撃たれたため弾は頬を貫通したようだ。
マットのヘリがイザベルの乗った車両に追いつく。ギャング達を一掃する。イザベルをヘリに乗せて承認保護を適用する。と話す。
アレハンドロが死んだと思い放心状態のイザベルを見つめるマット。

アレハンドロは死んだ少年のベルトを取り拘束を抜け出す、ふらつきながらギャングの車を見つけ車を走らせる。
追ってきたギャングを手榴弾で爆破する、途中意識を失いそうになるが持ち直し走り出す。

1年後、、、ミゲルは腕や首にタトゥーを入れている、金を受け取りに部屋に入るとそこにはアレハンドロが居る。
「シカリオ(暗殺者)になりたいか?将来について話をしよう」
そう言い扉を閉める。
END

ネタバレあり感想

面白い!!前作のボーダーラインと同じクオリティで続編を作れていますね!今作は前作の主人公のケイトは出てこない!やはりストーリー的にも前作の終盤で主人公はアレハンドロになったってことなんですかね。
そういう立ち位置の変化も含めてこのシリーズは面白いですね。
そして前作で復讐相手を倒してもアレハンドロは戦い続けるんですね。

スーパーで自爆テロ。
かなり胸糞悪い展開でしたね。

メキシコシティでの作戦開始。
予告編にも載っている弁護士撃ちぬくこのシーンの射撃めちゃくちゃカッコイイですよね!テンション上がります!

鋪装されてない道路の砂埃演出が凄い!実際そうなんだろうけど映画でこういう演出見たことないな~って感じましたね、前作もそうですけど新しい演出が見れるとワクワク感も増しますね!
そしてここでの襲撃も熱い、マットの部隊優秀過ぎてサクサクっと勝ちますね。

マットの葛藤も熱い展開。
アレハンドロを始末する事に対して反対し続け電話でも協力は出来ないと言いながらも幸運を祈ると言う友情、良いですねえ。
どれくらい長い付き合いなんだろうか、ずっと最前線で一緒に戦ってきたのかな。
アレハンドロが撃たれるシーンで絶句するマット。そしてイザベル。
あのシーンは今作で1番印象に残っています。

ミゲル
どういう感じに絡むんだろう、イザベルの国境越え手助けするのかなって思ってたら全く違ってかなり重要な立ち位置でした。
最後のドアが閉まった後ミゲルは死んだのかそれともスカウトされるのかわかりませんね。

顔を撃たれたアレハンドロの腫れ具合がリアルでした。
ベニチオ・デル・トロの演技力すげえって思いましたね!

前作と同じレベルのクオリティと面白さのある続編でした!
3部作らしいので次回作が楽しみですね!
ケイトとミゲルは出るのかワクワクしますね!

監督・キャスト

監督
ステファノ・ソリマ

キャスト
アレハンドロ・ギリック: ベニチオ・デル・トロ
マット・グレイヴァー: ジョシュ・ブローリン
イザベル・レイエス: イザベラ・モナー
スティーヴ・フォーシング: ジェフリー・ドノヴァン
ガヨ: マヌエル・ガルシア=ルルフォ
シンシア・フォード: キャサリン・キーナー
ジェームズ・ライリー国防長官: マシュー・モディーン
アンディ・ホイールドン: シェー・ウィガム
ミゲル・ヘルナンデス: イライジャ・ロドリゲス
ヘクター: デヴィッド・カスタニェーダ

他の映画や海外ドラマの感想はこちらです。
映画・海外ドラマ一覧表

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*