映画 ブラッド・スローン 感想 ダイスで決める人生

ブラッド・スローン
原題: Shot Caller
日本公開  2017年9月30日
上映時間 121分

あらすじ

完璧な、非の打ちどころの無いエリート人生を歩んできた男。金融ビジネスで成功し、美しい妻と息子にも恵まれ、絵に描いたような順風満帆で幸せな生活を送っていた。しかし、ある夜、不注意から起こした自動車事故で死亡者を出したことがきっかけで、人生が一変する。有罪判決を受けた彼が収監された刑務所は、全米いや世界屈指の重犯罪者の巣窟だった。悪が蔓延る熾烈な世界で生き抜く術はただ一つ、“殺られる前に殺る”こと。
持ち前の明晰な頭脳を駆使し、肉体を鋼のように鍛え上げ、冷酷非情、酷薄無情の世界をのし上がる。熾烈な抗争を勝ち抜きやがて頭角を現す彼を、最大の試練が待ち受ける…。

こんな人にオススメ!

刑務所が好きな人!
ギャングが好きな人!
抗争が好きな人!

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ネタバレあり感想

面白い!!予告や事前情報と違い刑務所内で起こるクライムサスペンスかと思ったら半分以上が出所後でした!

刑務所内でのし上がる過程は大分端折られちゃってて刑務所のボス格と挨拶するぐらいで後は刑期が伸びる流れがあるだけなのが少し残念でした。
出所後のショットガンとマネーのやりとりでショットガンが大分ビビってる感じだったけどその後描かれる刑務所内での関係はそんな風じゃなかったのでどういう過程であそこまでビビっちゃうようになるのか気になりましたね。

複数出てくるボス格のキャラがみんな個性的で素晴らしい。
最初にマネーが出会うボスに言われる「葛藤があるだろう、俺もそうだった、ただ無事に家族の元に帰りたいだけだ」この言葉凄く深いですね、ただ生きて出たいそのためには強くなければいけない。

この映画実際のアメリカの刑務所をモチーフにしてるらしく、リサーチも入念に行っていたと書かれてたりするのでボス格の人たちの発言は実際の発言なのかもしれませんね。

ショットガン役のジョン・バーンサル は血まみれの演技が映えますね!海外ドラマのパニッシャーもそうですけど血まみれが似合う!!

ショットガンの銃の取引きを利用してもう1度捕まりビーストを殺す流れは綺麗でしたね、全てを利用して目的を果たす、それは全て家族のため。
この世界に足を踏み入れてしまって家族が巻き込まれる、自分は幸せにならなくても子供は平穏であって欲しい。
ラストでの子供からの手紙は泣けましたね。ギャングの道に進んだけれど父親として見てくれた子供、許された。家族のためにしたことは間違いじゃなかったと
最後に救われてましたね。

この作品の主人公マネー役をゲームオブスローンズのジェイミー・ラニスター役でおなじみの ニコライ・コスター=ワルドー が演じていて刑務所に入る前後とギャングの道に進み始める辺りからの顔つきが全然違ってきて最終的にはこれ同一人物なの?ってくらい顔が違って来ます!役者の演技力すげえ!ってなります!

ストーリーも役者の演技も素晴らしいこの作品おススメです!

監督・キャスト

監督
リック・ローマン・ウォー

キャスト
マネーニコライ・コスター=ワルドー
エド・カッチャー:オマリ・ハードウィック
ケイト・ハーロン:レイク・ベル
フランク “ショットガン”:ジョン・バーンサル
ハウイ :エモリー・コーエン
ボトルズ: ジェフリー・ドノヴァン
チョッパー:エヴァン・ジョーンズ
サンチェス :ベンジャミン・ブラット
ジェリー・”ビースト”・マニング:ホルト・マッキャラニー



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