映画 ブライトバーン/恐怖の拡散者 感想 ダイスで決める人生

ブライトバーン/恐怖の拡散者
原題:Brightburn
日本公開:2019年11月15日
上映時間:91分

あらすじ

不妊でずっと苦しんできたトリは、母になる日を夢見ていた。ある日、謎めいた男の赤ちゃんの到来でその夢が実現する。聡明で、才能にあふれ、好奇心旺盛な子供ブランドンは、トリと夫のカイルにとってかけがえのない存在となった。しかし、12歳になったブランドンの中に強烈な闇が現れ、トリは息子に恐ろしい疑いを抱き始める。やがてブランドンは、普通の人が持つ事のない異常な力を発揮し始める。そしてブランドンは、カンザス州・ブライトバーンをとてつもない恐怖に陥れていった。

こんな人にオススメ!

ヒーローが嫌いな人!
特殊能力持ってたら悪行するでしょって人!
家族愛が好きな人!

ネタバレあり感想

面白い!2020年2月20日くらいからレンタル開始されたこの作品。
ギャラクシー・オブ・ガーディアンズやアベンジャーズの監督がホラー物に関わっている!そしてアンチヒーロー物!絶対面白いと思って見てみました!
調べたらジェームズ・ガンは2004年のドーン・オブ・ザ・デッドの脚本にも関わってるんですね~!昔からホラーも嗜んでたんなんて意外だなって思いました!しかしドーン・オブ・ザ・デッドは面白いので納得です!

ブライトバーン本編は不穏なスタートからぶつぶつ言いながら納屋の床下をガチャガチャしてるブランドンが不気味さMAXで良かったですね!
徐々に奇行が増えていくブランドン、イシガロン、イシガロン言い出した時はもうダークサイドに落ちていましたね、それでも母親はブランドンを信じ続けようとした家族愛の映画でもありました。

この映画はスプラッター描写が過激でしたね、ジェームズ・ガン監督に釣られて耐性無い人が見たらやばいんじゃないかってくらいエグかったですね、目にガラスが刺さって引き抜き、血が掛かったカメラワークでブランドンの動きを追うとかもう完全にホラーでした。
乗ってる車を上から落とされ顎が割れるノア、顎を押さえてるシーンも含めちょっとエグみが深い。
父親に目からビームで粉砕するシーンもやばい、女の子の手を握りつぶすのもやばい、助けに来た保安官を秒で吹き飛ばし殺すのもやばい、ブランドンやばすぎるし映像がエグすぎる、海外ドラマのザ・ボーイズを思い出すエグさ溢れる描写多めです。

そんなやばいブランドンですが時折息子だった頃のブランドンっぽさも出すので叔母のカウンセラーのメリリーに警告しに着たり、父と母を信じたりする場面がちょいちょいあるんですよね。
最後はそれを利用して母親のトリが近づき宇宙船の破片で刺そうとするんですが叶わず大気圏近くから落とされてしまう。

その時近くを飛んでた飛行機を墜落させて一連の出来事が事故であるかのように見せる邪悪さがありましたね。
でもあれですよね、保安官と一緒に来た女性が殺人鬼がいるって報告してるので別の事件で色々動かれちゃってそうですよね。
どのみちブランドンはどうにもならないと思いますけどねw
保安官があのマークを見てBBに見えないか?ってトリに聞くんですけどあのマークってイニシャルサインだったの?!って驚きました、確かにBBでしたわ、てっきり宇宙関連のマークだと思ってましたw

エグくて残酷なアンチヒーロー作品のブライトバーン面白かったです!!

監督・キャスト

監督
デヴィッド・ヤロヴェスキー
製作
ジェームズ・ガン
キャスト
ブランドン・ブライア: ジャクソン・A・ダン
トリ・ブライア: エリザベス・バンクス
カイル・ブライア: デヴィッド・デンマン
ノア・マクニコル: マット・ジョーンズ
メリリー・マクニコル: メレディス・ハグナー
ケイトリン・コナー: エミー・ハンター
エリカ・コナー: ベッキー・ウォールストロム

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