映画 フォーリング・ダウン 感想 ダイスで決める人生

フォーリング・ダウン
原題: Falling Down
日本公開 1993年7月31日
上映時間 118分

あらすじ

1991年6月12日。ロサンゼルスでは、午前中からこの夏一番の猛暑を記録。そんな時、ハイウェイでは工事による大渋滞が続いていた。中でも1人極度にいらつく男がいた。と呼ばれる彼は、突然、車を乗り捨て狂ったように歩き始めた。次々と事件を巻き起こし、さらに過激になっていく彼の目的とは…。

ネタバレなし感想

最近公開されたジョーカーを見て、こりゃ共感する人も居て話題になるのもわかるな~って思ってたんですけど、そういや昔色んな場所でめちゃくちゃする映画あった気がする!そう思って調べたらこの映画フォーリング・ダウンだったんですよ、覚えてたシーンはラストシーンとマックでめちゃくちゃな事してたとこだけなんですけどね。
改めて10~20年振りくらいに見てみたら思ってたよりちゃんとした内容でびっくりしましたわ、キレまくってるんですけどキレてる内容に筋が通ってる感じでこれ見て影響される時代があったのかな。。。
そう思うとなんだか悲しいですね。。。

こんな人にオススメ!

リストラされた人!
世の中に不満がある人!
マックの写真が実物と違うと怒りたい人!

ストーリー

工事渋滞
渋滞にハマりイライラを募らせる男、次第に汗ばみ外に出る。
他の車の男にあんたどこに行くんだと言われ家に帰ると言う。
その後警官が乗り捨てた車を見つけその場に居た刑事と一緒に道路の外に押し出そうとする。
刑事は今日が退職日だと話す、乗り捨てられた車のナンバープレートにはDーFENSと書かれていた。

小売店
男は公衆電話で電話を掛けるが小銭が足りなくなり、近くの小売店を訪れる。
札を崩してくれと頼むが断られ何か買ってくれと言われる。
コーラを買おうとするが高くておつりが足らなくなる、それなら両替しろと言うが断られ興奮しだす。
出ていけと言われるが男は断り揉み合いになり店主の持っていたバッドを奪い取る、値段を1985年に戻せと言う。
ドーナツ、アスピリン、電池と値段を聞き高すぎると言いながらバッドで吹き飛ばす、店を荒らし続けコーラの値段を聞き、店主が安く言うと男は金を払い満足して出ていった。

2人組
穴の開いた靴を見ながら座っていると二人組の男が近寄ってくる。
ここは私有地で不法侵入だと絡む、通行料を払えと迫る、カバンを寄こせと言われナイフを向けられる。
店で手に入れたバッドで二人組をぶちのめして「家に帰るのを邪魔するな!」と叫ぶ。

警察署
荒らされた店の男が警察署で聴取されるが金を払ったなら強盗じゃないとあしらわれる。

車に乗った二人組と女
その頃ぶちのめされた二人組が仲間を連れて車で男を探していた。
男は電話で奥さんと話すが電話しないでと言われる、娘のアデルの誕生日だから家に行くと言う。
来ないでと断られた時車に乗った二人組に見つかってサブマシンガンを乱射されてしまう。
しかし男には当たらず電話や周囲の人に当たってしまう。
車はそのままの勢いで事故にあってしまう。車に近づく男「外したろ」と言いながら銃を拾い男の足を撃ちその場を離れる。

ベスの家
家には警察官が来ていた、男は接近禁止令が出ている、暴力的な性格だが殴られたことは無い、酒やドラッグはしてないと話す。

警察署
二人組と一緒に乗っていた女が聴取を受けている、退職する刑事が小売店との関連に気づく。

マック
男はマックに行き朝食のメニューを頼むがもう終わってしまったと言われる。
穏やかに店長を呼んでくれと女性スタッフに言う、同じことを聞くが終わってしまって出せないという、時間は3分過ぎていた。
お気の毒ですがと店長に言われ「あんたも気の毒だな」そう言いながらマシンガンを取り出し天井に向かって撃つ。
もう一度朝食をくれと言って出そうとするが気が変わったとランチメニューをくれと注文をしだす、怯えた客と話しながら待つ、出てきたバーガーを見て写真と違うといつも思っていると話す。
その頃ベスの家では警察官達が帰ってしまう。

銀行の前
娘の誕生日プレゼントを包んでもらっていると前の通りで不良債権者にはチャンスがないとプラカードを上げながら叫ぶ男、それに共感するかのように頷く男。

公衆電話
電話し続けるが出ない、外に出ると男が待ってる身にもなれよと因縁をつけてくる。「待っていても無駄だったな」とマシンガンで公衆電話を破壊する。

払い下げ軍用品店
ハイキングブーツを探していると店主が近づき案内してくれる、その時店主が店内に居たゲイのカップルに悪態をつく、それを黙ってみている男。
試着室に居ると女刑事が入ってくる、男の特徴を告げ見たか聞くと店主は見てないと言う、女刑事にも悪態を付き追い返す。
男はなぜ助けたと聞くと見せたいものがあると言う、地下にはナチの軍用品が多数あった。
バズーカをやると言われ何故だと聞くと味方だからだ、無線でバーガー店の事を聞いたと話す。
男は俺はあんたとは違うと言い争いになり銃を向けられる、先ほど銀行前で買った娘の誕生日プレゼントを投げて壊されてしまう。
怒った男は二人組から奪っていたナイフで店主を刺し撃ち殺す。

プレンダガスト
退職する刑事の プレンダガストと署長が言い争う。
その頃男はベスに電話をかけ電話が繋がると必ずそこへ行くと話す。
暴言を言われると男は南米のある国では夫を侮辱した妻を殺しても罪には問われないと脅す。
犯人の情報を得ようと小売店に向かう、何かに気づく刑事、丘の上に向かい上るとそこは渋滞していた道路だった。
D-FENS、犯人の目星は付いたと話す。

道路工事
通行止めになってる場所に行き、男は作業員に道路工事は予算消化の工事だと言う、道のどこが痛んでいるか聞くとどこも傷んでないと答える、やはりそうだと言い「なら痛めてやる」と先ほど手に入れたバズーカを取り出す。
慌てて逃げだす作業員、バズーカの打ち方がわからず戸惑っているとそれを見ていた少年たちが教えてくれる、詳しいなと聞くとTVでやっていたと答える。
そしてバズーカをぶっ放す。

男の実家
車の情報から実家の場所に辿り着いた、母親に他に家はないと言われる。

ゴルフ場
メンバー以外立ち入り禁止のゴルフ場に入る男。
ゴルフボールを当てられそうになるとショットガンを取り出す、ここはピクニック場か動物園にすべきだ、ジジイの遊び場にするのはもったいないとカートをショットガンをぶっ放す。
心臓発作を起こす爺さんに私の邪魔をするからだと言い放つ。

実家
実家では男は一ケ月前に仕事をクビになっていると判明する。

家族の再会
ベスに電話をする男、アイスクリーム店が変わっているぞと言われ慌てて家から飛び出す、入れ違いで男が家に入る。
その頃刑事たちは家の場所を突き止め向かっていた。
家でホームビデオを見続ける男、そこへ刑事たちが来る。
家に入る前に銃を返してしまったことに気づくプレンダガスト。
女刑事は先に入ってしまっていた、銃声が聞こえ家に入ると女刑事が撃たれていた。
海辺の展望台で妻と娘を見つける男、そこへプレンダガストが合流する。
身の上話をし出すプレンダガスト、男が油断した隙にベスが銃を奪い海に投げ捨て逃げる。
男「私が悪人?何故だ?まともに働いてきた、ミサイルも作った、国を守るために。私は功労者だ、だが報われず、騙された」
プレンダガスト「嘘いっぱいの汚い世の中だがお前の行動は正当化できん」
娘の方を見つめる。
プレンダガスト に銃があると言いだす、保安官とならず者の対決、最高だ。
3つ数えて撃ち合おうと言い、撃ち合うが男の持っていたのは水鉄砲だった。
男「本物だったらな、、、」そう言いながら海に落ちていく。

プレンダガストが家の前でベスとアデルと会話している。
END

感想

とりあえずでキレ散かしてるシーンは結構あるけど、そういうあの年齢まで働いてのリストラとか家庭の事情とか色々重なった上でなんか知らんけど武器が手に入っちゃってるのが重なってなんでもありの最強状態になっちゃってるね。
これってこの形になったら誰でも暴走するんじゃないかね。
もう一人 刑事のプレンダガスト妻がいるけど何故か女刑事のサンドラと良い感じっぽい? プレンダガストは妻が居るからって断ってるようなシーンあるけど過ちは犯してそうなそんな雰囲気はありましたねー
刑事側の描写も結構めちゃくちゃ、この年代はそういうものだったって可能性もあるけどね。
この映画見て良かったのはマックの店員の女の子の笑顔が可愛かったことですかね、、、

色々とめちゃくちゃなフォーリング・ダウン久しぶりに見ても普通に見れる面白さがありました!、昔ながらの細かいことは置いとくスタイルの映画ですが普通に楽しめます!

監督
ジョエル・シュマッカー

キャスト
ウィリアム・”D=フェンス”・フォスタ ー:マイケル・ダグラス
プレンダガスト :ロバート・デュバル
ベス :バーバラ・ハーシー
サンドラ :レイチェル・ティコティン
アデル : ジョーイ・ホープ・シンガー



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