映画 エクリプス 感想 ダイスで決める人生

引用:amazon

作品概要

エクリプス
原題:Verónica
日本公開:2017年11月4日
上映時間:106分

あらすじ

ある日食の日、ベロニカは亡くなった父の霊を呼び出そうと降霊術を行っていた。だが上空で月と太陽が重なった瞬間、儀式用の文字盤が割れてしまう。その日からベロニカの周囲で奇妙な出来事が起こり始める。

こんな人にオススメ!

コックリさんが好きな人!
憑りつかれる系ホラーが好きな人!
ポルターガイストが好きな人!

ネタバレあり感想

演出が怖くて面白い!
スペイン産の実話を基に作られたホラー映画です!
1991年に実際に起こった事件が題材だそうです!

亡くなった父親に会いたい主人公のベロニカは、月食の日にコックリさん的なのを使い降霊術を行い、怪奇現象が周りで起こるようになる映画です!

主人公のベロニカが、スペインのバンドが好きで音楽をよく聞いているんですが、かなりのロック調です。それに合わせてBGMもホラーにはあまり使われないタイプの曲調でカッコイイです!

ホラー描写が怖い!
窓から見える正面の家に、友達が住んでいるのですが、友達を眺めていると変な電話が掛かってきます。友達のイタズラかと思い、友達の家を覗いていると黒い人影が部屋の中を歩いてくる!

この映画のモンスターは人の形をした真っ黒な存在。
降霊術をしてしまった、ベロニカに憑りついて何かをしようとしています。

1番の恐怖シーンはベロニカの部屋に、亡くなった父親が裸で現れる。
ベッドから黒い手が大量に出てきて、ベロニカを抑えつけると父親の姿が黒い影に変わる。現れてからずっと「ベロニカ」とぼそぼそつぶやき続けていて恐ろしいです!

猟奇的なシーンもあります!
ベッドで寝ていると、妹と弟がベッドの脇に立っていて、おもむろにベロニカの腕に噛みつき、食いちぎります。
痛そうに叫ぶベロニカ、そこに母親が現れてベロニカのお腹を押すと血みどろになる。そして目覚める。
血みどろって事は当然、夢オチなんですけど、中々の臨場感がありました。

その後に気づくと家族全員のベッドの裏に、黒い人影が焦げ付いている所まで、非常に怖さがありました!

シスターが怖い
学校に盲目のタバコを吸うシスターが居て、ベロニカはこの一連の現象に対してのアドバイスを貰うのですが、意味深な事を言うだけで答えは教えてくれません。
その後、再度アドバイスを貰いに行くと、「過ちを正さねばならない」と同じやり方で、その存在を送り返さなければいけないと教えてくれます。

最初からそれ教えてあげてよぉ!友達同士の間もギクシャクしたままになっちゃったじゃん!

最終的に家の中でポルターガイスト現象が起こりまくり、警察を呼んで助けを求めるけど、既にベロニカに憑りついてベロニカをコントロールしていたと判明する。そして警察がやってくると同時にベロニカは仰け反りながら叫び、倒れ込む。

警察官がベロニカの状態を見て、終わるって言うのが良いですね。
エンディングでは、実際の事件を担当した警察官はあまりの家の状態に何人も休職したり、移動願いを出したりとこの地域から離れたくなったと語られます。

憑依系ながらあまり見ないホラー表現があったりして、とても楽しめました!

監督・キャスト

監督
パコ・プラサ
キャスト
ベロニカ:サンドラ・エスカセナ
ルシア:ブルナ・ゴンサレス
イレーネ:クラウディア・プラセル
レティシア・ドレラ
アントニート:イバン・チャベロ
アナ:アナ・トレント
ソニア・アルマルチャ
マル・バルディビエルソ
コンスエロ・トルヒーヨ

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