映画 アナイアレイション -全滅領域- 感想 ダイスで決める人生

アナイアレイション -全滅領域-
原題:Annihilation
日本公開:2018年3月12日 Netflix 配信
上映時間:115分

あらすじ

生物学者で元兵士のレナは、アメリカの海岸地帯で拡大を続ける謎の領域エリアX内で、自身の夫ケインの身に起きた真相を解明するため調査隊に入隊する。領域内で調査隊は、生態系が突然変異を遂げて生まれた異様な景色と生物を目撃する。それは美しくも危険で生命と精神を脅かしていく。

こんな人にオススメ!

美しく異質な世界が好きな人!
見たことの無いものが見たい人!
ナタリー・ポートマンが好きな人!

ネタバレあり感想

凄い作品を見てしまったな、そう思った映画です。
面白かったです、面白かったと言うよりも衝撃的な映画ですね。
この作品の面白さを言語化するの無理な気がしますね!
とにかくシマーの領域内は美しく、異質であり、この空間を映像化した監督はすげえなって思いました。

簡単なストーリーの流れ。
シマーに入ると4日間の記憶を失う。
シマー内でどんどん狂っていく人間達。
異常な植物の育ち方、そして口内がおかしくなってるワニ。
過去にここに入った先発隊達の動画記録を発見し見てみるとナイフで座っている隊員のお腹を切り開くと内蔵が独りでに動き続けている。

その動画記録の場所に着くと壁と同化して美しい彫像のような状態になっているのを見つける。
人の形をした植物。
人間の言葉を真似るクマが現れる。
そしてラデクは立ち去ると植物と同化する。

シマー発生の中心の灯台に辿り着く、そこにはビデオカメラと爆発痕のある死体があった。
ビデオを見るとケインが「シマーを出たらレナを探せ」と言い白リン弾を爆発させ自殺する。撮影していた人物が前に出る、それはケインだった。
近くに空いた穴に入っていくとヴェントレス博士が居る。
シマーが世界に広がると言うと謎の物質に代わっていく。美しい物質に近づくレナが近づくと血液が入り込み、その物質は人型に変わる。銃弾を撃ち込むが効かない。
慌てて穴から出ると目の前にはその人型が居る。
レナと全く同じ動きをする、攻撃すると攻撃し返される。
灯台から出ようとすると追いつかれ押しつぶされる、意識を失い、起きるとそれも同じ動きをする。
ケインの死体の近くから白リン弾を取り出しそれに渡す、手が触れるとそれはレナと同じ姿になる。
爆発する白リン弾、燃え上がる灯台とその物体。
外に出ると周りの木々も燃え上がっている。
基地の取り調べに戻り、シマーが消え危篤状態から回復したケインと再会する。
ケインではないのかと聞くとそうだと答える、君はレナかと返されると何も答えない、抱き合う二人、レナの瞳の色がケインと同じになる。
END

灯台付近で全てがまとまっていた映画ですね。
序盤退屈だなって思うシーンも多いんですけど後半は正座してみる作品でした。
灯台でケインが自殺しケインが現れた時?マークが浮かび続けました。
ヴェントレス博士も後ろ向いてるときに目が無くなってて怖かったですね、そしてその空間も蠢いていて恐ろしい。
謎の物質に変化したときの美しさが凄かったです、自分もレナと同じくらい引き込まれました。
そこから血液が入り人型になる流れ、そしてレナの動きを模範する恐ろしさ。
きっちり完璧に真似してきてでもなぜか灯台から出さないようにする意志のようなものを持っていて異質さが凄かったですね。
凄いだの恐ろしいだのばかりで語弊力が完全に死にました。

とにかくこの映画は途中で飽きてしまっても最後の灯台付近から見てほしいです!見てはいけない未知の世界を垣間見た気になります!
自分的には面白い映画でした!

監督・キャスト

監督
アレックス・ガーランド
キャスト
レナ:ナタリー・ポートマン
ヴェントレス博士:ジェニファー・ジェイソン・リー
アニャ・ソレンセン:ジーナ・ロドリゲス
ジョシー・ラデク:テッサ・トンプソン
キャス・シェパード:ツヴァ・ノヴォトニー
ケイン:オスカー・アイザック

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