【Netflix】ゴースト・ラボ:禁断の実験 感想 ダイスで決める人生【映画】

作品概要

ゴースト・ラボ:禁断の実験
英題:GHOST LAB
日本公開:2021年5月26日Netflix配信
上映時間:117分

あらすじ

勤務する病院で怪奇現象を目撃したことをきっかけに、霊の存在を証明することにのめり込んでいく2人の医師。その執念はやがて、狂気へと姿を変える。

こんな人にオススメ!

タイ産のホラー映画が見たい人!
ホラーミステリーサスペンス作品が好きな人!
イケメンが出るホラーが見たい人!

ストーリーとネタバレあり感想

面白い!!病院内で起こる系のホラー映画かと思いきやサスペンス色の強いホラー作品でした!
純粋に驚いたりする感じのが見たい人はちょっと違うなぁって感じると思います。

この映画は、研修医のウィーとグラが幽霊の存在を証明しようと色々やっていく内に危険な実験に手を出していきます。その結果恐ろしい事が起こっていくと言うホラーテイストなんですが、サスペンス系だと思いました。
ネトフリで配信されるタイ産のホラー作品は、当たり率がとても高い気がします!

実験の始まりと行動

病院の待合室で幽霊を見る研修医のウィーとグラの二人。
幽霊は焦げたような存在でお辞儀のような行動を繰り返す、近づいて写真を撮ろうとするが幽霊が動き出し消える。後日監視カメラをチェックするが、そこには何も映っていなかった。

二人は幽霊を目撃等の聞き込み調査や心霊スポットを巡り幽霊を映像に捉え存在を証明しようとする。
その結果を発表し二人でエクスペリメント誌に載るのが目的だ。

論理的にちゃんと幽霊を研究して正体を見ようとしていく流れがとても好きです!
心霊スポット行ったり、死体安置所で死体と一緒に寝転んだりするが、何も起こらない。
特に情報は手に入らず成果は出ないが、ある時、独りでに動き出し集まってくる車椅子を目撃する!
勝手に集まってくる車椅子の音が怖すぎでした。

実験台

ウィーは死後の世界があると知り、寝たきりの母親を死なせる決断をする。
そして自分は鬱ではなく、自分は正常であると語る。

死後の世界の実験をすると言い死のうとするウィーを止めるグラだが、ウィーは母親に会いたいと言い「霊を証明するためだ、君は実験台得る」と説得するが今度はグラが自分が言い出した事だから自分が実験台になると言い出す。
コイン投げをして公平にどちらが実験台になるか決める。
コインの表裏は映らないがウィーで決まったようだ。

ウィーが拳銃で自殺しようとすると、過去の思い出がフラッシュバックし自殺に失敗してしまう。
そばにやってきたグラが拳銃を手に取り「必ず戻る」と言いウィンクをして自殺する。

幽霊の正体を映すためには、幽霊と協力しなければならない。
それなら自分が死んで仲間に証明してもらえばいい。とてもシンプルだけど重いお話。
グラがウィーの元へ行って自殺するまでのスピード感が凄くて結構衝撃的でした。

死後の世界

グラの自殺から91日後。
グラから全く反応が無く実験が上手くいかなかったと思い、ウィーは自殺しようと屋上から飛び降りようとする。しかし見えない何かに服を掴まれ床に放り出される。ウィーはグラが帰ってきたと叫び記録する。

ウィーは、自分が危機的状況になるとグラの霊力が増すと考え裁断機で自分の小指を切り落とそうとする。
しかしそこに看護婦が現れ止められる。再度チャレンジしようとすると裁断機を吹き飛ばされる。そしてPCに「hi」の文字が打たれる。

それからPC経由で会話が出来るようになった。
【浜辺】のワードを聞きグラの母親に話を聞きに行く。帰り道のPCで「もう行かないと」と書かれグラはそれ以降は反応が無くなってしまう。

浜辺は家族との思い出の写真の場所だった。
そして母親を安心させたいグラは、ウィーを使って自分はもう大丈夫だと伝えさせようとしました。
グラは今まで白い何もない世界に居たが、ウィーが死のうとした瞬間に姿が見えて手を差し出したと話していました。古い映画ですが、ゴーストニューヨークの幻を思わせるような展開です。

暴走する研究者

またグラに会おうとして裁断機で自分の小指を撥ねようとすると、グラは止めに来ず小指が切断される。
グラの恋人だったマイがやってきてグラのPCがどこにもないとウィーに尋ねる。しかしマイはノートPCを研究室から持ち出しておりウィーが嘘をついているとわかっていた。その後、ウィーは言い訳をするためにマイの家を訪ねる。

グラの事を思い、泣き出すマイを抱きしめるウィー。ノートPCが開き出し自殺する時の動画が流れそうになる。
慌ててPCを閉じるウィー、帰りのエレベーターで「マイに真実を言え」と大量に打ち出される。
あんな女ほっとけと叫ぶとエレベーターが急落下する。

ウィーは、マイを研究室に呼び出す。
ウィーは、霊力を高める方法を見つけた、エネルギーは心配、そして怒りと記録で話す。
カメラを設置し薬で眠らせたマイの服を脱がせようとすると「やめろ」の文字が打たれる。

服を破ると蛍光灯が割れる。ウィーはグラを煽り続けながらマイの胸を揉むと見えない何かに吹き飛ばされる。
回り出すホワイトボードの下から足が見える。外に歩いてくると姿は消え近くにはグラの姿が見える。
実験は成功したと喜ぶが、グラの怒りは収まらずポルターガイストが起きる。

死体安置所で目覚めたウィーだが、そこに実体を持ったグラが現れウィーの首を絞める。
白い世界でグラとウィーが自分の想いを告げ合う。そして現実ではグラは意識を失ってるウィーを蘇生しようと心臓マッサージをしている。
ウィーはマイに謝罪し、正しい方法で研究を続ける決心をする。END

徐々にグラが暴走していく展開かと思っていたら、暴走するのはウィーだったと言うビックリ展開!
でもウィー的には親友を死なせてしまったんだから、絶対に実験を成功させなきゃいけないって思っちゃったんだなぁそれもわかる。

ウィーもグラを怒らせるためとはいえやりすぎてた、でもそれ以上にグラがやり過ぎ感ありましたね。
多分霊体だからコントロールしきれないんでしょうね。ポルターガイストでころしに行きすぎてましたね。
ロビーに突き落としたり足の骨折ったりウィーボコボコ過ぎ!

死体安置所で身体を得たのそういう霊的演出なだけかと思ったら。実際に死体を動かしててびっくり!
本当の死体を動かしてると思ってなかったので、瓶を顔に投げたら顔が傷つくの逆に新しいなって思っちゃいましたw。最後のグラ死体がウィーの心臓マッサージしてる姿が少しシュールでしたね。

まとめ感想!

ホラーテイストなミステリー?サスペンス?的作品で面白かったです!
作中のアップテンポなBGMがとてもかっこよくて、ウィーとグラ二人の前向きな姿勢も相まってとても良かったです!

コイン投げをする時のグラや、マイを襲う選択をする時に、外でたばこを吸うウィーの震えた表情や汗がリアル感あってとても良かったです。

幽霊の存在に対して真剣に考察してく二人がかっこよかったです。
幽霊の証拠を掴もうとしてもカメラに収まらないのはリアル感あって良いです。ちょくちょくリアルな描写があって凄く良い作品だと思いました。

ゴースト・ラボ:禁断の実験は病院ホラーを見ようと思って見始めたけど、そういう作品じゃないことがわかっても普通に楽しめる良い映画でした!

監督・キャスト

監督
パウィーン・プーリジットパンヤー
キャスト
ウィー:タナポップ・リーラットタカチョーン
グラ:パリ・インタラコマリヤスット
マイ:ナタニチャー・ダンワタナーワニット
ナモ:ナタウット・ジェーンマナ
ウィーの母:スークワン・ブーラクン
コイ:ラチャニー・シララート
ギブ:シャリーダ・ギルバート

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