【海外ドラマ】アメリカン・ホラー・ストーリーシーズン8黙示録 全話まとめ感想 ダイスで決める人生

作品概要

アメリカン・ホラー・ストーリー S8 黙示録
原題:American Horror Story
日本公開:2018年配信
上映時間:50分前後

あらすじ

超常現象の恐怖と日常に潜む恐怖の威力を題材に、人間の心に潜む直視しがたい悪の可能性を描いたひねりの効いたエミー賞受賞ドラマ。

こんな人にオススメ!

アメリカンホラーストーリーシーズン1を見た事がある人!
アメリカンホラーストーリーシーズン3を見た事がある人!
衝撃的展開の連続に付いていける人!

各話あらすじ

第1話 明けない夜(The End )
世界の主要都市はミサイル攻撃を受け、壊滅状態となった。一部の優れた遺伝子を持つ者と財力のある者は、生き残るために“共同体”に保護されるが、彼らには厳しい試練が待ち受けていた。共同体の補佐役だというミズ・ヴェナブルは、無断で独自のルールを作り選ばれた生存者たちを残酷な方法で支配して苦しめていたのだ。

第2話 謎の訪問者(The Morning After )
ミサイル攻撃から逃れた生存者たちは、ミズ・ヴェナブルの厳格な管理下で不安な生活を強いられていた。そんな時、共同体のラングドンと名乗る男が知らせを持って現れる。再び命が脅かされると知った生存者たちは、それぞれ生き残るために行動を起こすのだった。ティモシーとエミリーはラングドンの部屋で、ある事実を知る。

第3話 禁断の果実(Forbidden Fruit )
ラングドンは面談という名目で、それぞれの心の中にある闇を探ろうとする。そんな中、マロリーは自分の中に誰かがいるような感覚に戸惑いを覚える。一方、彼に選ばれなかったヴェナブルは、忠実な部下ミードと共に陰謀を企てる。ハロウィーンを祝うために仮面舞踏会を開くと知らされたココたちは、大喜びで衣装を用意して楽しく過ごし始めるのだが…。

第4話 アルファの予兆(Could It Be…Satan? )
第3基地と呼ばれるシェルターはかつて魔術師たちを育てる学校であった。世界にミサイルが落ちる3年前、その学校に並外れた力を持つ青年が連れてこられる。魔女をも凌駕する力を示すために、彼はかつてクイニーが殺され幽閉されたホテル・コルテスへ。さらにはマディソンを助け出すために地獄にも向かう。

第5話 迫る闇(Boy Wonder )
不吉な光景を見たコーデリアは、クイニーとマディソンとの再会を喜び、マイケルに7つの奇跡の試験を受けることを許可する。魔術師たちは初の男性スプリーム誕生の可能性に大喜びするが、ジョン・ヘンリーは魔女と同じように不穏な空気を感じていた。それぞれが期待と不安を抱く中、遂に7つの奇跡の試験日を迎える。

第6話 呪われた館へ再び(Return To Murder House )
コーデリアはマイケルに疑いを持ち、彼の過去を探ろうとマディソンを派遣する。そこはマイケルが生まれ育ち、数々の霊が今も住み着く呪われた家であった。かつての住人だったコンスタンスやベン、そしてヴィヴィアンたちの証言から驚くべきマイケルの過去が明らかになってくる。

第7話 裏切り者(Traitor )
マイケルの計画を阻止するために、パパ・レグバに協力を求めようとするが、コーデリアは彼から出された条件に困惑する。魔女団に戻ったバブルズは、得意の読心術を使ってアリエルから情報を得ようとする。ココは自分の新しい能力を発見して仲間たちに披露するが、その時にゾーイはコーデリアが弱った理由を確信した。

第8話 悪魔崇拝(Sojourn )
魔女たちによって味方を失ったマイケルは絶望し、父であるサタンに助けを求める。しかし願いは届かず途方に暮れ、町をさまよっていると偶然、悪魔を崇拝する集団と出会う。そしてマイケルは彼がサタンの子だと知った崇拝者たちの助けを借りて、ある施設へと向かう。そこは最先端のAI技術を有するロボット工学の会社だった。

第9話 破滅の創造者(Apocalypse: Fire and Reign )
朝から不機嫌なジェフは世界を終わらせるべきだと宣言し、マイケルを利用しようとする。悪魔の子としてどう振る舞うか悩んでいたマイケルはジェフの計画通り動き始めた。コーデリアはマイケルに対抗するため、マロリーに神話と思われていた魔術を習得させようとする。それは成功した者がいないという危険な魔術だった。

第10話 終末の時(Apocalypse Then)
多くの生徒を失い、壊滅状態となった魔女団。時間を超える力を持つマロリーが十分に力をつけることを祈りながら、コーデリアは終末に備えて様々な策を講じる。そして核爆弾が落ちた後、コーデリアを初めとする魔女たちは全人類の運命をかけて悪魔の子、マイケルとの対決に挑む。

あらすじはFOX公式から引用しています。

ネタバレあり感想

何だこのドラマ?からの面白い!!タイトルのホラーストーリーとは何ぞやと思わせる内容ですが楽しめました!

このドラマはアメリカン・ホラー・ストーリーのシーズン1呪いの館とシーズン3魔女団のクロスオーバー作品です!自分はそうとは知らずに見ていたので驚きましたw

視聴したことがあるアメリカン・ホラー・ストーリーはシーズン1と2だけで、今回なんとなくネトフリで配信されていたシーズン8黙示録を見たんですが、自分的には大当たりでした!

しかし人によってはわけわからんとなり、途中でやめてしまう人も多そうな作品です!
映画エックスメンシリーズのクイックシルバー役などでお馴染みのエヴァン・ピーターズもメインキャストで出演しています!

世界の終幕、シェルター編!

マロリーたちは核による世界の破滅から特別な人しか行けない避難所のシェルターにやってくるが、そこは中世時代の雰囲気の異質な空間だった。
厳しい戒律に守られたシェルターで生活を送ってると、外に出て被ばくしたり、何らかの影響で汚染された者は容赦なく処刑される!

何年もその生活を続けていると、ある日外から来訪者が現れる。
マイケルと名乗る男は各地のシェルターのリーダー的な男で、避難民に対して面談を行っていく。
管理者のウィルヘミナは自分は選ばれないと知ると、手に入れたリンゴの中に毒を盛り、避難民を全員毒殺する。マイケルもミリアムと協力して殺そうとするが、ミリアムはマイケルの協力者でウィルヘミナは殺されてしまう。

文章にしてもよくわからないですね!核攻撃から逃れた避難所は中世的な雰囲気で服装もそれに合わせる!あの格好ってケアが大変そうな気がしますよね。
謎の来訪者の謎の試練でこのストーリー展開大丈夫かなって思っているとまさかの毒殺パーティー開催!!最初に居たメンバーみんな死んじゃったよ!なにこれ!!

ハリー・ポッター開始!

毒殺パーティー後に突如現れる魔女の集団、コーデリア、マートル、ゾーイ。彼女らはマロリー、ココ、ダイナを蘇らせる。そして世界崩壊前の時代に遡っていく。

マイケル・ラングドンの少年時代が映し出される、彼は魔術師の才能が飛びぬけていた。彼なら魔女にしかなれなかった最高位のスプリームになれると期待される。

魔女しかスプリームになった事が無かったために魔術師たちは魔女に少なからず敵対心を持っていたため、何としてでもラングドンをスプリームにしようと魔女に試練を許可させようとする。
それと同時にリーダーのコーデリアは自分の能力が失われていくのを感じていく。そんな中マロリーも魔女としての才能を開花させる。

シェルター編の毒殺劇で登場人物みんな死なせてとんでもねえなって思っていたら突然ハリーポッターが始まったぞ!なんだこのドラマすげえ!
マイケルさん完全にヴォルデモートじゃん!

マイケルが魔術師に認められてどんどん自信を持っていく流れや、コーデリアの葛藤など描写が丁寧で面白い!段々とどんなテンションで見ていいかわからない作品になっていきました。

コーデリアかマロリーVSマイケルって構図になるのかなってワクワクしてきましたよ。ホラー作品見に来たはずなのにマジックバトル開始だ!

ラスボスはオーメン!

マイケルはシーズン1呪いの館の最後にベビーシッターを殺し、コンスタンス・ラングドンに「あらまあ、どうしましょう」と言わせた少年だった。
つまり、幽霊のテイトと人間のヴィヴィアンの子供です。なので人間には持ち合わせていないレベルの魔術が使える存在になってしまったんですね。

ヴォルデモートとオーメンの融合体!マイケルには耳の後ろに生まれつきある印が存在する。自分の進む道がわからなくなっていた頃、悪魔崇拝の団体が接触してきて自分が選ばれし存在なのだと判明します。

マディソン達は呪われた館に足を踏み入れて幽霊達やコンスタンスからマイケルの話を聞いていきます。

その流れでシーズン1で最終的にもう見たくないと言い喧嘩別れをしたテイトとヴァイオレットが仲直りするシーンがあり懐かしくなり感動しました。
知ってるエピソードが絡むと面白く感じますね。呪いの館は印象的だった分感慨深いです。

終わり良ければ総て良し!

最終回は毒リンゴパーティー後のマロリー達を蘇らせた直後からスタートします。最終バトルは総力戦!マロリーが魔術を完成させ過去に戻る作戦を遂行しようと戦うが、とある人間に恨みを持たれていたマロリーは刺されてしまう。
仲間がどんどんマイケルに殺されていく中、コーデリアは自分の命と引き換えにマロリーの傷を癒し魔術を実行する。

時を戻し、マイケルの少年時代にやってくる。外に出たマイケルを車で轢き殺す。
マイケルの元にやってきたコンスタンスに敷地に入れてくれと頼むが入れてもらえずに息絶える。
マイケルが世界を崩壊させる世界線は無くなり世界は平和になる。戦いで死んだ魔女たちも生きている事になり、前の世界と同じように魔女たちに勧誘され屋敷にやってくる。嬉しそうにコーデリアと会話するマロリー。
それと同時期に悪魔崇拝の団体が少年の元を訪れる。END

X-MEN: フューチャー&パストの終わりを思わせるエンディングの流れ!どんどん仲間が死んでいく流れも色々とパロディチックですが、それもこのドラマの良い所です!終わり良ければ総て良しです!

最後に悪魔崇拝の奴らが出てきましたけど、マイケルみたいに幽霊と人間の子供のような特殊な人材は居ないと思うので普通に魔女や魔術師が対処できそうな気がしますね。完全なるハッピーエンド!

まとめ感想!

シーズン1がホラー作品として普通に楽しめてシーズン2でちょっと違うなぁって思ってから視聴を止めてしまっていたのですが、シーズン8が面白かったので他のシーズンもまた見ようかなぁって少し思いました!

このドラマはとんでも設定を組み合わせることでとんでもないドラマに仕上げた凄い作品だと思います。面白いと感じる人と意味わからんって感じる人両極端になるんじゃないかなw自分は面白く感じたので良かったです!

アメリカンホラーストーリーシーズン8黙示録は様々な形の家族愛、友情。色んなものが見れたそんな作品でした!

原作・制作・キャスト

原作・制作
ライアン・マーフィー、ブラッド・ファルチャック
キャスト
ウィルヘミナ・ヴェナブル:サラ・ ポールソン
ミリアム・ミード:キャシー・ベイツ
マイケル・ラングドン:コーディー・ファーン
ミスター・ギャラント:エヴァン・ピーターズ
ココ:レスリー・グロスマン
マロリー:ビリー・ロード
ゾーイ・ベンソン:タイッサ・ファーミガ
クイニー:ガボレイ・シディベ
ミスティ・デイ:リリー・レイブ
マートル・スノー:フランセス・コンロイ
マディソン・モンゴメリー:エマ・ロバーツ
マイケル・ラングドン:コーディー・ファーン
ヴィヴィアン・ハーモン:コニー・ブリトン
コンスタンス・ラングドン:ジェシカ・ラング
ウェス・ベントリー
フィン・ウィットロック
アディナ・ポーター
ジョン・キャロル・リンチ
ディラン・マクダーモット
ザカリー・クイント
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