映画 死霊館 エンフィールド事件 感想 ダイスで決める人生

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作品概要

死霊館 エンフィールド事件
原題:The Conjuring 2
日本公開:2016年7月9日
上映時間:133分

あらすじ

ロンドン北部エンフィールド。正体不明の音・不穏な囁き声・人体浮遊など数々の不可解現象に苦しむ、少女ジャネットと4人の子を育てるシングルマザーを救うため、ウォーレン夫妻は再び恐怖の元凶と対峙することとなる。

こんな人にオススメ!

憑依物のホラー作品が好きな人!
家族に起こる怪奇現象が好きな人!
死霊館シリーズが好きな人!

この作品を見たい人は、U-NEXTから見れます!

ネタバレあり感想

最高に面白い!!死霊館シリーズの最高傑作だと思っています!
憑依系心霊ホラーの面白さに気づかせてくれた作品でもあります!
監督のジェームズ・ガンの演出が凄い!
憑依されてるジャネットの演技力が臨場感あって良いですね!

ホラー演出と感想を書いていきます!

冒頭の霊視
家の中でロレインが霊視していると、出てくる目の光っている少年。
恐る恐る近づくと今度はシスターの姿をした幽霊が現れる。

最初から怖い。シスターのビジュアルが凄いですね。
ここまで精神に来るデザインの幽霊を描けてるのが素晴らしいです。

夢遊病のような感じで歩くジャネット
ジャネットが序盤からおかしい、完全に憑依されていて、男の声と女の声を交互に喋ってます。隣にいる妹も困惑しちゃいますね。
恐る恐る電気を付ける流れが怖かったです。

テント
夜中に起きてトイレに行き、部屋に帰る途中で消防車のおもちゃに足をぶつける。消防車を走らせると、部屋の中に帰ってくる。もう1度走らせるとテントの中に入っていき、帰ってくる。そして謎のうめき声がする。

シンプルにして怖い!消防車が帰ってくるたびに、もう1度走らせるのを見て少年よ!やめろ!と叫びたくなりました!

老人
ひとりでに揺れているソファー、ジャネットがテレビを見ているとノイズが走る、リモコンがどこかへ消える。探していると老人の声が聞こえる。

揺れているソファーとリモコンが無くなってるだけで、こんなに怖い演出が出来るんだなぁって感動します。ホラー映画って凄い!

親がやっと気づく
怪奇現象で騒いでいると母親がやってきて、コックリさんの用紙を破るとタンスが動き出す、びっくりする母親の顔が素晴らしいですね。
そして警察に電話して家に呼ぶと、警官の前でイスが動き出す。

家族全員で向かいの家に走ってくシーンはリアルで良いですね!大体、次の日に突然飛んで、あの後どうなったんだろうってなったりするんですけど、その部分を描いてくれて満足度が高いです。そして警官の前でも怪奇現象が起きるのも良いですね。異常事態だと街の住人が認め始める感じが怖くて良いです!

ロレイン
家の中のシスターを見掛ける。後を追うと、書斎にシスターの絵が飾ってある。
近づくと、扉が勝手に閉まる。そして部屋の中を影が歩いている、シスターの絵に重なるとシスターが出てくる。

こっわ、この作品で1番怖い演出だと思います。
絵を張り付けたまま手が出てくるシーンは、良く見るとギャグっぽいんですけどねw
影が重なって出てくる演出はシンプルに怖いです!

テレビ
テレビ番組の撮影中に憑依されるジャネット。
ジャネットの状態を見て、母親の苦しそうな表情が印象的です。

ロレイン合流!
ロレイン達が合流して家の中を霊視する。
エドがジャネットをソファに座らせて呼びかける、そして出てくる老人。

カメラがエドをフォーカスして、ジャネットがぼやけて見える中で、姿が別のものに変わっていく演出が堪りませんね!

夢を見るジャネット
恐ろしい夢を見て起きると、鎖で施錠されてるはずの十字架が張り巡らされた子供部屋にいる。

逆さになっていく十字架!こうなると思ってましたけど、実際見てみると怖さがありますね。そして悲鳴を聞いて駆けつける母親が見てしまう、老人の霊がハッキリしてて怖いです。

エドとロレインと家族
ギターを弾いて家族仲良く笑顔になっていく。
前作の死霊館でもありましたけど、恐怖体験をした子供達と親を和ませるエドの力は凄いですよね。

地下で修理
水浸しの地下で修理していると、出てくる老人の霊。

徐々にエドの背後に寄っていくシーンは最高に怖くて良いです!
それにしても、ここまで水浸しだと色々問題があるんじゃないかって思っちゃいますね。そっちの方が怖いかもです。

怪奇現象
ジャネットがキッチンを指さして、何かが見えるという、ジョニーが入るとそこには包丁が刺さっていた。
リビングから叫び声が聞こえるとジャネットが消える、そして包丁を持ったジャネットが現れてポルターガイストが起こる。

スピード感ある展開です。ちょうど大人たちが離れてるタイミングで起こるんですよね。ジョニー少年勇気ありすぎです。

ポルターガイストの真実
ビデオカメラでポルターガイストの正体がジャネットの自演だとわかる。
エドは信じたいが教会は疑ってしまうと話す。
ロレインも幽霊の存在を感じないと言う。

急にリアルな展開になるのも、この作品の良い所です。
エド達よりもモリスという研究家の方が、家族の話を信じてるのもリアルです!

真実
エドは老人の霊の発言を組み合わせて真実に気づく。
老人ビルの霊もまた、シスターの霊に憑りつかれていた。
シスターは悪魔だと話す。悪魔が霊視を妨害していた。

発言の断片を組み合わせて、ビルの言葉に気づくエドが優秀過ぎますね!
ビルの背後に現れたシスターが怖すぎでした。


ジャネット覚醒
ロレイン達は真実に気づき家に向かう。その間にジャネットは完全に乗っ取られてしまう。
エドとロレインが分断される。エドの死を予知しているロレインは行かないでと泣いてしまう。エドはそれでも助ける、愛してると言い走り出す。

感動的なシーンですね。予知夢で死ぬとわかっていても危険な状態のジャネットを優先するエドのかっこよさが光ります!

悪魔の名前
雨に打たれながらシスターの名前に気づくロレイン。
エドはボロボロになりながら家の中を進んでいく。
悪魔の名は「ヴァラク」

冒頭でヴァラクに出会っていたから名前がわかったんですね。
というか、ここまでの流れを予知してたから、冒頭でヴァラクと出会ったのかもしれませんね。

ヘソ曲がり男
テントの中のオルゴールを覗くと出てくるヘソ曲がり男。
来るでしょってわかっててもめっちゃびっくりする。

ラストバトル
エドは子供部屋に辿り着き、ジャネットに声を掛けると窓ガラスが割れる。
そして飛び降りる所をなんとか掴む。
ロレインが到着すると、シスターが現れる。壁に押し付けられるロレイン。
ヴァラクの名前を呼び、地獄へ帰れと言うと消えていく。
間一髪エドの腕を掴むことに成功する。

綺麗な終わり方しましたね!
予知夢を乗り越えてエドを、救う事が出来たのは、何か意味があるのかもしれませんね。

まとめ

面白かった!何度見ても面白い作品です!
ヴァラクがビジュアル的にも怖いんですよね。

この作品の演出は、日常的な怖さを突き詰めてる感じがします。
一つ一つの要素的にはそんな怖くないんですけど、組み合わせと雰囲気で怖く仕上げるのが上手いです。

前作の死霊館にはあった、コメディパートが存在しないので、最初から最後までホラー要素たっぷりです。
憑依系のホラーが好きな人にはオススメの作品でした!

監督・キャスト

監督
ジェームズ・ワン
キャスト
ロレイン・ウォーレン: ヴェラ・ファーミガ
エド・ウォーレン :パトリック・ウィルソン
ペギー・ホジソン: フランセス・オコナー
ジャネット・ホジソン:マディソン・ウルフ
アニタ・グレゴリー:フランカ・ポテンテ
マーガレット・ホジソン:ローレン・エスポジート
ジョニー・ホジソン:パトリック・マコーリー
ビリー・ホジソン:ベンジャミン・ヘイ
ペギー・ノッティンガム :マリア・ドイル・ケネディ
ビック・ノッティンガム :サイモン・デラニー
モーリス・グロス: サイモン・マクバーニー
ゴードン神父:スティーヴ・コールター

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